昨年度から始まったベトナム研修。今年は3月22日~26日4泊5日の日程で行きました。中学1年から高校2年までの15名と、宝仙学園の理数インターの生徒3名と途中から合流しながら平和学習や国民性、社会主義国の経済を学習しました。初日は昨年通り、市内を見学し、中央郵便局や大聖堂などを見て回り、ベトナムという国に来た実感をしながら市場調査をしました。

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2日目のテーマは平和学習。南北解放戦線が使用していたクチという場所の地下トンネルや、枯れ葉剤の影響を後世に伝える戦争証跡博物館、統一会館などを訪問しました。その日の締めくくりには、初の試みとしてベトさんによる平和講演及び会食を行いました。枯れ葉剤の影響を受けたベトさんから戦争の悲惨さを語ってもらい、生徒達はより平和というものの大切さを再認していました。
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3日目のテーマはベトナムの人を知るということです。そのために、リクイドン中学校との学校交流で楽しいひとときを過ごし、午後はACECOOKベトナム社を訪問しました。夜は夢達人ライブinベトナムとして昨年も素晴らしい講演をしていただいた白井さんの経営するレストランで、お話しを聞きました。今まで生徒達が考えたこともない形での社会貢献をしている白井さんからの話を聞き、また孤児だった子どもたちから一流のマナーと共に給仕してもらった夕食を頂き、その意義深さを感じ取っていたようです。
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最終日は昨年同様大学生と交流し、ベトナム人にもおいしいと感じるオリジナルドリンクを作成しました。同時に、原価から割り出した売値や、テーマなどをまとめたプレゼンの準備も進めます。審査では製品の見栄えやプレゼンの内容、そして味で総合的に順位をつけました。今回はカフェにいたベトナムの大学生達に協力してもらい、優勝チームを決定しました。
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4月2日(日)、567名の新入生を迎え、郁文館夢学園の2017年度入学式が執り行われました。

 

<新入生生入場>

高等学校 新入生入場

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グローバル高等学校 新入生入場

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中学校 新入生入場

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新入生たちは、新しい仲間たちと過ごすこれからの学生生活に、期待と不安を胸に緊張しながら入場していました。

 

<理事長式辞>

理事長先生式辞です。理事長先生からこれからの学生生活に対して充実させていくための郁文館の教育について、思いを込めて熱く語られました。

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君たちの幸せのために学校はある。郁文館の考える幸せとは、夢を叶えるために努力をしていくプロセスの中で、人に感謝されるような人格を身につけることである。そのためには、3つのことがある。七つの約束を身につけ人格を磨くこと。当たり前のことができる生活習慣。夢のために必要な学力である。これらを身につけ卒業していってほしい。そして、25歳で大いなる人生のスタートラインに立ち、主人公として輝く25歳として存在してほしい。そのために、本気で向き合い一緒に頑張っていこうと熱いメッセージを送りました。

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今年の漢字一文字は「智」という言葉でした。

 

物事を理解し、その知識をもって正しく判断する。物事がうまくいくように前もって考え、準備、方法、計画をすることである。夢に向かって計画し日々生活をしながら成長していって欲しいとこのような意味のことばを送られました。

 

<席上揮毫>

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今年の漢字一文字を書道部員が席上揮毫を行いました。

 

<学校長告辞>

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孔子が論語中で「郁々として文なるかな」という言葉が学校名の由来であるという話から始まりました。登校してくる新入生の姿を見て、校門を通過した時の緊張した気持ちや謙虚な初心などを忘れずこれからの学校生活を過ごして欲しい。そして、学校の理念である生徒の幸せのために、学校として幸せだと信じたことを時には厳しく指導し伴走していきます。3年間、6年間一緒に頑張っていきましょうと告辞されました。

 

<担任紹介>

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各学校の副教頭先生から各クラス担任の紹介をしました。

今年1年、よろしくお願い致します。

 

<郁文夢宣言>

これは、新入生が自分の夢を宣言するものです。各学校から1名ずつ宣言しました。

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高校代表「小林佳依君」宇宙に対してあるたくさんの謎を解明するために宇宙飛行士を目指し、たくさんの研究をしたいということを熱く語りました。

 

 

 

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グローバル高校体表「岩田美輝さん」ファッションを通じて貧しい国の人とファッションブララウンドを立ち上げ、生きる希望や働く環境を提供したいという夢を熱く語りました。

 

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中学校代表「岸本涼太郎君」幼い時にプレゼントされた恐竜図鑑がきっかけで古生物学者という夢を持つようになった。将来は新種の古生物を発掘したいことなど熱く語りました。

 

<歓迎の言葉>

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まずは、生徒会長より新入生へのメッセージ。昨年、不安や心配をしながら入学したことや学生として感じた郁文館について語りながら歓迎の言葉を話しました。

 

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そして、応援団団長やチアリーディング同好会からの個性的な挨拶がありました。

 

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最後に応援団の演武に合わせ、各クラブ代表者による新入生への校歌披露がありました。

<入学生退場>

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チアリーディング同好会や応援団団長、各クラブ代表者から祝福され新入生たちは退場しました。

 

高等学校・グローバル高等学校・中学校の入学生は、これからの郁文館夢学園生活に新たな思いを胸に、学生のスタートを切って欲しいと思う一日でした。
ご入学おめでとうございます。

郁文館夢学園ではICTを活用した授業を実践するため、グーグル社の「クロムブック」という端末機器を一人一台所有し、授業や課題、調べ学習等に活用しています。

 
 本日は入学して間もない中学1年生を対象に、「クロムブック」の配布を兼ねた講習会を実施致しましたので、その模様をご覧下さい。

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生徒分用意されたクロムブック これより一人一人に手渡されます。
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クロムブックが各自手渡されました。

開封の前に担当教員が使用目的をしっかり説明します。

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いよいよ開封です。

これから学びの友となるクロムブックに生徒たちは興味津々です。

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その後パスワード等を入力してついにクロムブックが立ち上がりました

小学校時代の授業スタイルから一変、机に向かう生徒たちの意欲も向上しております。

クロムブックの導入により生徒たちは疑問点があれば放課後や休み時間等の空いている時間を使ってすぐ調べることができ、より速く、より深く学びを追求ことが出来ます。    

自分専用のクロムブックを生徒たちはどのように活用するのでしょうか。今後の成長と取り組みに期待します。

4月10日(月)午後の時間を利用して新入生にむけて部活紹介と勧誘が体育館で行われました。

先輩たちの話に真剣に耳を傾ける後輩達の姿を見て、先輩たちの説明にも熱が入ります。

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各部活の説明が終わるとそのまま勧誘へ。各部活様々なブースを用意しています。

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活気あふれる勧誘に新入生も戸惑いながらもわくわくとした表情をうかべていました。

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学園生活を有意義なものにするために文武両道を忘れず、勉強に部活にと励む姿を期待しています。

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4月2日に郁文館夢学園の入学式を執り行いました。

中学校112名、高校301名、グローバル高校154名、総勢567名の生徒が新たに入学しました。
そして、約1,100名の保護者様にも入学式にご参列いただきました。

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新入生と保護者様には、たくさんのことを伝えさせていただきました。

この学校が”夢”にこだわる理由。
それは、「キミたちが生まれてきたが故に起こる奇跡」を作ってもらいたいからです。
医者になって患者さんの命を救う、
教師になって若者の人生に大きな影響を与える、
素晴らしい発明をして人々の生活を豊かにする・・・。
そんな「キミがいたから起こった奇跡」が生まれることを学校として応援したいのです。

一般的な高校にとってゴールは大学への入学です。
しかし、郁文館夢学園のゴールは違います。
大学・短大・専門学校に入学し、一生懸命勉強して卒業し、
社会人となって基礎的なことを三年間学んだとき、つまり、25歳のときに、
自分自身の大いなる人生を生きるためのスタートラインに立つ”輝く25歳”になっていてほしい。
それが、郁文館夢学園が目指すゴールです。

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毎年、入学生に”一文字漢字”を送っています。
今年の新入生に送ったのは「智」です。
ある辞書によれば”ものごとを理解して是非善悪を分別する心の作用”とあります。
“ものごとがうまくいくように前もって考えた手段、方法、計画”という意味もあります。
つまり、夢をかなえるプロセスを考えることが「智」なのです。
単に暗記するために勉強するわけではありません。
本当の意味での「知識」を身につけて欲しいと思います。

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新入生の皆さん、入学、おめでとう!
保護者の皆様、命より大切なお子様をこの学校にお預けくださり、心より御礼申し上げます。

3学期も、中学1年生~中学3年生を対象にした心理教育が担任の先生によって行われました。

1年生は「秘密の友達」、2年生は「エンジェルアクティビティ~自分から自分へのメッセージ」、3年生は「秘密の友達・上手な話のきき方」を実施しました。「秘密の友達」は、1週間、クラスメイトを観察し、良いところ・素敵だと思えたことをメッセージにして渡す活動です。「エンジェルアクティビティ」は、自分が担当したクラスメイトのエンジェルになり、こっそり相手が喜ぶ活動を行うものです。
いずれの心理教育も、進級・進学を前に、友達から肯定的な言葉をもらうことで,自己価値感を高め、クラスメイトがお互いのことを考えて過ごすきっかけを作り、自分や相手を大切にする気持ちを持つことなどがねらいでした。
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生徒に実施した事後アンケートでは、どの学年も95%以上の生徒が「興味を持って授業を受けた」「授業は役に立った」と答えました。生徒の感想としては、「優しさは、してもされても気持ちがいい」「いつもは言われないことを言ってもらえて嬉しかった」といった意見が多く見られました。行動した方も、された方も、自己価値観が高まったことがうかがえました。

3学期のブルーリボン運動が2月13日から18日にかけて実施されました。
1、2学期に引き続き、「いじめをしない、させない、ゆるさない」をテーマに活動を行いました。寒い中、正面入り口で朝から元気よく声を張り上げました!

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1週間続いた活動後には、1,2学期同様に各クラスにてアンケートをとりました。ピアサポート委員の活動について肯定的な意見や、ブルーリボン運動中に普段なかなか話す機会がない友達に話しかけたなど、ポジティブな感想もありました。

アンケート結果を集計している様子です。各クラスででた感想や意見を他の学年・クラスの委員と共有しまとめています。

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また、今回が最後の委員会だったので、1年間の活動を通して自分がどのように成長したか振り返りを行いました。多くの生徒が成長を感じていてくれたようです。
 1年間、「いじめをしない、させない、ゆるさない」をテーマにブルーリボン運動を実施したり、いじめをなくすための標語を作成したりと、全校生徒が安心して過ごせる学校環境作りに励んできました。今年度の活動も来年度以降に活かし、さらに過ごしやすい環境作りをしていきたいと思います。

2月24・27日に、スクールカウンセラー鈴木が留学を終えたグローバル高校2年生を対象に「逆境に負けない力(レジリエンス)」を育てる「レジリエンスプログラム」を実施しました。この学年には、留学前からレジリエンスプログラムを実施しています。

今回は、「レジリエンスの育て方」というプログラムでした。授業の主なねらいは,これまでのレジリエンスプログラムの復習をしながら、留学中の逆境体験や自分がそこからどのように立ち直ったかを振り返り、それにより自分に合った立ち直り方に気づくことでした。受験に向けて、逆境を体験しても、自分なりに立ち直り、再び立ち向かっていくことができるよう、ストレスの対処方法も復習しました。

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生徒に実施した事後アンケートでは、ほぼ100%の生徒が「興味を持って授業を受けた」「授業は役に立った」と答えました。
自由記述欄では、「留学中に、学んできたレジリエンスを活かすことができた」「授業を受け、改めて留学中の自分の感情を振り返ることができた」「物事の捉え方によって自分の感情も変わるんだなと思った」「今年は受験で今まで以上に辛いことやストレスが溜まりやすくなってしまい、ネガティブ思考に陥ってしまうと思うが、その時は物事の捉え方、気分転換の仕方を変えて実践してみたい」といった意見が得られました。

2月25日に『40億人のためのビジネスアイデアコンテスト』高校生部門の最終審査会が行われました。
世界ではいま、40億人が年に3,000ドル以下の所得で暮らしています。こうした人々の状況を改善するためのビジネスアイデアを、高校生達が熱くプレゼンテーションしました。

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全国から選抜された名だたる有名校の生徒達がプレゼンテーションをする中で、郁文館グローバル高校からビジネスゼミが参加しました。
そして、『地方のイスラム女性向けの移動式美容ブティック』を提案した3年生のチームが、見事に優勝しました。昨年に続き、これで本コンテストは2連覇です。

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現在、優勝チームの3名は起業の準備に入っています。これから会社設立のための資本金提供を受け、アジア各国への渡航を計画しているそうです。

「世界を変えたい」という生徒達の夢が、協働ゼミの授業を通して実社会と関わりながら、形になっていっています。
当日のプレゼン動画(youtubeにリンクします)

2月25日(土)に中学1年・2年の保護者向け公開授業が行われました。

お忙しい中、多くの保護者の皆様にお越しいただき、誠にありがとうございました。普段行われている授業やお子様の学校での様子をご覧いただき、多くの方々からありがたいお声を頂戴することができました。アンケートの一部をご紹介させていただきます。

 

○どの授業もアクティブで、子どもたちが生き生きとして、楽しそうでした。もちろんそういう授業ばかりではないのだと思いますが、「学ぶことは楽しい」と思っているように感じられました。そのような授業を受けられる子どもたちは幸せです。

○クロームブックを使って自由に楽しく学んでいたので良かったです。小四の弟も興味があり、授業にひきこまれていました。

○全体を通して充実した授業になっていたと思います。特に、教師のきめ細かい指導、生徒一人ひとりに行き渡っている充実した備品等、教育環境が良いことがわかりました。

○どの授業も集中するときと積極的にトークするときとのメリハリがあり、皆が落ち着いているように感じました。

○とても活気のある授業でした。この1時間の中でプレゼンを何度も繰り返し、「相手に伝えること・聴くこと」を学んでおり、それが将来に向けての取り組みであることがとてもよく伝わりました。

これからも子どもたちに充実した授業をより多く届けることができるよう、取り組んで参ります。

【当日のプログラム】

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