実践学園中学校では、
第105回 運動会がおこなわれました!!
例年、渋谷キャンパスの校庭で開催されていたのですが、実践女子学園大学・短大の建設工事に伴い、昨年、今年と駒沢体育館での実施となりました。8時の開門に合わせ、会場設営のために多くの生徒、先生方が駒沢に集合です。トラックからの荷降ろし、ライン引き等々、1時間の中で実に手際よく動いていました。9時にはほぼ完了し、開場となりました。
開会式、合同体操に続き、一番初めの競技は中1生の「クラス競走」。
クラス全員が半周ずつ走りバトンを繋いでいきます。
校庭とは違い、直線コースがほとんどないような走路ですので、上手に身体を傾けて走っている姿に、父母席からもたくさんの声援がおくられていました。
次いで中2生による「The お江戸でござる」、中3生の「レースだよ4人集合」と続いていきます。学年が進むにつれて、力強さがましていくのですが、中3生にとっては中学最後の運動会ということもあり、ボルテージは初めから上がっていました。
午前中は大きな怪我もなく終了。午後1番の競技は中1生の「みんなでジャンピング」。
体育館利用の条件として縄の当たる面を保護するために、係生徒は昼食もそこそこにシートを敷き、準備します。このように表舞台に立たない地道なファインプレーが運動会全体を成功へと導きます。
中3生の「クラス競走」での走りは、真剣で力強く、まるで後輩に
「次の運動会はあなた方が担うのですからしっかりと私達の走りを見なさい!」
と言っているように見えました。また、午前・午後に分けて踊ったメイポールダンスも素晴らしい出来栄えでした。
下級生が、手先までしっかり意識して踊っている中3生を見て、
「私達もやるんだよね。緊張するね」と口々に感想を述べていました。
そして圧巻は最後の学年対抗リレーでした。当然、下の学年にはアドバンテージが与えられているのですが、例年上級生に抜かれてしまいます。しかし、今年は少し様子が違いました。中学1年、2年、3年の順でその距離こそは縮まるものの順位はしばらく変わりませんでした。会場は割れんばかりの大歓声。
そして最後は、中3、中2、中1の順でのフィニッシュとなりました。
どの学年も素晴らしい走りで大きな拍手が鳴りやみませんでした。