実践女子学園中学校高等学校では夏休みの42日間を利用し、普段じっくり取り組むことのできない事に挑戦し、形に残すことを課題として与えています。
夏休み前からテーマを決めてクラスで発表し、他の人のテーマを知ることで自分の研究の方向性を修正したり、見直すこともあります。夏休みが終了し、9月4日(火)に中学校の教室を使って、各クラスの生徒作品がそれぞれ工夫をこらして展示されました。展示の最後には各クラス全員の作品から投票によって、クラス代表作品を選出しました。
10月のときわ祭で展示いたしますので、是非、お立ち寄りください。各学年からの報告を掲載いたしました。
<中1学年>
中1の生徒にとっては、初めての展示会です。クラスメイトがどのような作品を出品するのか、興味と不安が重なり、みんな緊張気味でした。
初めに、みんなで協力して教室を展示会場に模様替えです。その後、生徒たちは、ちょっと恥ずかしげに自分の作品を会場内に並べました。会場が完成した後は、他学年・他クラスの展示会場を見学です。先輩の素晴らしい作品に感動している生徒も多くいました。
最後は、クラスで、自分の作品について「1分間プレゼンテーション」です。生徒たちの緊張はピークに達したようです。
<中2学年>
中学2年生は2回目の発表となりましたが、環境問題やロンドンオリンピック・星座などのレポートやフエルトで作った動物・バレエの衣装・エコクッションなど多彩な作品が展示されました。
1年次に比べると、自己の興味をより深く探求しようという意欲的な作品が多く見られました。
他学年の展示を見学して批評し合ったり、気に入った作品の前で長く佇む生徒の姿が印象に残りました。保護者の方々も多数ご来場になりましたが、豊かな発想と緻密な工芸品に感嘆の声が上がっていました。
<中3学年>
中学3年生にとっては最後の作品展示会になりますので、集大成としてふさわしい、工夫を凝らした力作が多く見られました。3年間、同じテーマで作品に取り組んだ生徒も数多くおり、年々、レベルの高い作品に仕上げていて、3年間の成長の様子がみられます。