高等科1年生が全員で取り組む時計の分解組立実習も20日で最終日となりました。
(2日目の様子はこちらから)
最終日は機械時計の心臓部のセットです。
ゼンマイの力をガンギ車に伝え、ガンギ車の回転運動をテンプの往復運動に変える仕組みを組み立てます。
昨日までに組んだ所から、さらにアンクルとテンプをセットすると、時計はまるで心臓の鼓動の様に時を刻み始めました。
3本の針を取り付け、ケースに戻し、16時には無事、皆の時計が完成しました。
時計が完成すると、皆嬉しそうな表情を浮かべ、自分で組み立てた時計を腕にはめていました。
今回の実習を通じ、時計の歴史、世界の時計、クオーツと機械時計の違い、秒針の動き方の違いなど様々なことを学びました。
また、繊細な機械時計に向き合い、その魅力に触れることができました。
連日、一人ひとりが技術の学びに合わせて、根気と集中力を発揮し、貴重な時間を共有することができました。
先生からは「仲間が部品を落とすと、友人が部品を探したりし4日間通して協力して出来きた。教室を綺麗にして準備し、クラスがまとまって、良い雰囲気の中で実習が行えた」と感想をいただきました。

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