化生の授業において、2学期に入ってから2回目の実験を行いました。内容は微生物の観察です。顕微鏡を扱う実験は、1学期の「顕微鏡の使い方」以来です。

※参照 https://www.johoku.ac.jp/blog/23153/

生徒は配布された一覧表を見ながら顕微鏡で微生物を探し、見つけたものに丸印をつけていきます。久しぶりに顕微鏡を扱ったこともあって、授業内では生徒から様々な質問が出ました。以下に、生徒と担当教員とのやり取りを載せます。

生徒A「先生、見えませーん!」

教員 「ピントが合ってないよ。低倍率にしてから一番近づけて、ちょっとだけ離してごらん。」

生徒B「先生、見えませーん!」

教員 「よく確認しよう。プレパラートがずれているぞ。」

生徒C「先生、なんかすごいのが見えます!」

私  「これは空気の泡だね。」

生徒D「先生、これなんですか?」

私  「一覧表を見て似たのを探して、『これは○○ですか?』と質問しよう。」

どのクラスでも生徒から同じような質問が出るので、教員も同じように答えます。最終的には、全員が微生物を見つけることができました。

「おお、動いてるー!」という歓声を上げた生徒に対して、同じ班の生徒が「ちょっと見せて。」とお願いしたり、逆に微生物を見つけた生徒が隣の生徒に「これ見てみろよ。」と言ったりと、生徒間でも会話が生まれます。そして、微生物の図の一覧表に、見つけた証の丸印が次々と増えていきました。

今回の実験は短縮授業期間中に行ったため、通常であれば50分使えるところを、40分間しか使えませんでした。担当者として、そこは残念に思います。

(中学1年化生担当者)

ページ
TOP