11月1日、山岳ワンゲル部では山梨県の大菩薩嶺(2057m)登山を行いました。今回の山行は中学3年から高校2年の18名の生徒が参加します。早朝、新宿駅に集合して、特急と在来線、バスを乗り継ぎ、スタート地点となる上日川峠に向かい、登山開始です。この時点で標高は1500mを超えており、東京とはかなりの気温差を感じます。

木々が葉の色を変え始めた山は美しく、天気にも恵まれたこの日は絶好の行楽日和です。山は多くの登山客で賑わっていました。登ること1時間30分、一気に大菩薩嶺の頂上付近の尾根に出ます。甲府盆地の街並みや、なみなみと水をたたえる大菩薩湖、大きくそびえる富士山を見ながら気持ちよく頂上を目指しました。

大菩薩嶺の頂上は樹林帯の中にあります。針葉樹の林の中を10分ほど進み、本日の最高地点である大菩薩嶺の頂上に到着しました。その後、展望の良い「雷岩」の付近まで移動し、絶景を眺めながら昼食をとることができました。

昼食後は登ってきたのとは異なるルートで上日川峠を目指して下山します。頂上から大菩薩峠に至る尾根道からの眺望は最高です。右側に富士山や甲府盆地、左側は関東平野を見渡しながら気持ちよく歩くことができました。1時間30分ほど下って上日川峠に到着し、バスに揺られて甲斐大和駅に到着。全員で元気に下山してくることができました。

絶好の天気の下、百名山にも名を連ね、標高2000mを超える大菩薩嶺の秋を存分に楽しむことができた良い山行となりました。

(山岳ワンゲル部顧問)

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