先日12日(土)をもって、2学期期末試験を無事終えることができました。本校では、新型コロナウイルス感染予防に充分に配慮しながら、生徒たちの学び・活動の機会をつくってきました。今回は11月に撮影した中学2年生の理科と体育の授業の様子をご紹介します。

「中学2年生の化学実験」

中学2年生の理科では実験を多く取り入れており、今回は2学期に入って5回目の化学実験です。実験の授業では、生徒は必ず手指消毒を行い、マスクを着用し、必要な器具は消毒を行うなど、感染拡大防止に努めています。

現在はイオンが関係する反応を中心に学習を進めており、前回の中和反応に続いて沈殿反応の実験を行いました。

2種類の電解質水溶液を混ぜ合わせて、沈殿(濁り)を生じるか、気体を発生するかを確認していきます。試験管に試薬びんから溶液を注いで、変化が見られるかを観察しています。

結果はプリントにまとめ、レポートの考察として、変化が見られた溶液の組み合わせで、イオン反応式や化学反応式を書いて、授業で習った化学反応の理解を深めます。

教室で学習した化学反応を実験を通して、実際に操作をして、目で見て確かめ、理解の助けになればと考えています。
「中学2年生の剣道・柔道」

中学2年生の体育では、武道の授業として剣道と柔道を学びます。1・2学期で全員が柔道、剣道それぞれを入門として学習し、3学期よりいずれかを選択して深めていきます。

武道では、正座から始まり、相手と向き合うことでお互いを思いやる心が育まれます。普段はあまり裸足で運動することがない生徒達も、畳や床の感覚をまさに身をもって感じることができます。

相手と呼吸を合わせて礼をするのはなかなか難しいようです。何度も練習をしていました。

最初は上手くできなかった素振りも、授業を通して徐々に形になっていきます。

受け身は柔道の基本です。2学期のうちに、全員が学習します。

剣道・柔道のコース選択も終え、3学期からはいよいよ本格的に武道の学習を行っていきます。生徒たちが自らの心身を鍛える一助になるよう、引き続き授業を行っていきます。

(中学2年学年スタッフ)

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