本校の弓道場内の巻藁練習場は、巻藁2台を置くのがやっとの広さです。

新型コロナウイルスが流行している現状では、三密を避ける目的で、巻藁場への入室を同時に2名までに制限しています。
一方で、10月に入部した中1新入部員の18名がそろそろ巻藁練習へと昇格で来そうなところまで上達してきました。
このままでは巻藁場はパンクです!

この危機を救ってくれたのが、本校の縁の下の力持ち、生徒たちの学園生活を裏から支えてくれている業務員さんたちでした。

道場の向かいの校舎の配管にワイヤーを繋いで、そのワイヤーに、巻藁ネット5枚を吊るせるチェーンをぶら下げてくれました。


このチェーンを使ったのが業務員さんたちの大きな工夫で、すぐ背が伸びていく中1の部員達に合わせて、巻藁ネットをぶら下げる高さを調節できる訳です。


取り外しが可能なため、練習が終われば、巻藁ネットを外して収容できますので、巻藁ネットは野ざらしにならず、耐久年数も長くなります。

巻藁ネット用の矢には、ゴム鏃をつけてますが、

それでも二重三重の安全確保のために、安全柵を作ってくれました。


この安全柵は、たまたま美術部から廃棄された古いキャンバスの木枠の再利用で、しっかりとエコにも配慮されています。

業務員さんたちのバックアップのおかげで、本日、中1は初めて、巻藁練習を行うことができました。

弓道部顧問

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