こんにちは! 城北中学校・高等学校です!

本日は城北の歴史部の春巡検のレポートになります!

今回の巡検は3月24日、@東京でした。お天気に恵まれました!

今回は、高3の送別会を兼ねたもので、活動が制限されていた今年度、中1~高3の全員が揃っての最初で最後の活動となりました。

テーマは、東京のど真ん中!「江戸城」!残念ながら非常事態宣言が解除されても東御苑は入園できず、桜田門から皇居外苑、東御苑の外側の濠から北の丸公園、最後に千鳥ヶ淵と、外側を一周するコースとなりました。

まずは、ガイドさんと合流し、4班に分かれて見学開始です。

写真の門は桜田門。かの江戸幕府大老の井伊直弼が襲撃された桜田門外の変が起こったのが1860(安政7)年3月3日、新暦だと3月24日。そう!偶然にも今回の巡検、桜田門外の変の当日だったのです。大雪の中、ここで井伊直弼は水戸脱藩の志士らに襲撃されました。

二重橋を経て、坂下門前。ここでも坂下門外の変が起こっています。

皇居外苑。今は整備されて広々とした場所ですが、かつてはここに大名屋敷が建ち並んでいました。

午前中の最後は楠木正成公の銅像。こちらは後ろ姿で、顔は皇居に向かっています。明治時代の有名な彫刻家・高村光雲の作です。

昼食は楠公レストハウスにて、古い料理書をもとに、江戸の行楽重を再現した食事を頂きました!このご時世のため、生徒は歓談しながらの食事‥とはいきませんでしたが、江戸時代の気分を少しでも味わえたかな?

午後の活動開始!

和田倉門跡。

江戸城の北東方面=鬼門には、和気清麻呂像。奈良~平安初期に活躍した貴族で、かつてはお札にもなりました。皇居の守り、として建立されたそうです。

平川門のそばには、徳川の前に江戸城を築いた太田道灌の石碑もあります。ちょうど写真真ん中の樹のところです。

北の丸公園の清水門。ここはお城の中でも特に江戸時代の雰囲気が残っている一角です。

門から北の丸公園に向かっての上り階段。途中で息が切れそうになっている人も!江戸城は、場所によってかなり高低差があるんですよ。

東京武道館そばの田安門です。ガイドさんによる案内はここまで。皆で集合写真!

東京シティガイドの皆さま、ありがとうございました!

最後は桜が満開の千鳥ヶ淵を抜けて、麹町の駅へ向かい、そこで解散となりました。

この日の巡検は以上です。

今回の巡検は、非常事態宣言の解除が延期されたため、ぎりぎりの時期まで実施が危ぶまれました。何とか無事に実施することができ、顧問として安堵致しております。

前回の冬巡検に続き大変お世話になった東京シティガイドクラブの皆さま、そして江戸の風情を感じる昼食をご提供頂いた楠公レストハウスの皆さま、そして歴史部の活動に御理解・御協力下さる保護者の皆様へ、この場をかりて御礼申し上げます。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

さて、来年の夏合宿および文化祭のテーマは、「浅井・朝倉氏」となりました!合宿では、滋賀県~福井県方面をまわる予定です。詳細は春以降、部員たちが調査・計画致します。

朝倉氏といえば、戦国時代屈指の城下町「一乗谷」や織田信長との対立・合戦なども有名です。どのような合宿や文化祭になるか‥またブログにて、ご報告致します!

(歴史部顧問)

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