山岳ワンゲル部では例年春休みに中1~高3までの全学年の部員を連れて伊豆諸島で合宿を行っております。ここ数年は新型コロナの影響から、東京近郊で日帰りフィールドワークを行っており、今年は鎌倉を歩きました。

鎌倉は周囲を山々に囲まれた要害の地であり、源頼朝が幕府を開いてから日本の政治・経済・文化の中心地として繁栄していました。鎌倉市街地の北面に丘陵地が広がっているため、ハイキングコースとしても人気を博しています。

今回は、まずは港南台駅を全員で出発してから建長寺まで、天園ハイキングコースを通って約10キロ歩きました。

建長寺の中を散策したのち、更に源氏山公園まで歩きました。
源氏山公園からは5~6人のグループに分かれ、グループ毎に江ノ島に向かいました。

生徒たちは銭洗弁天や鎌倉大仏のある高徳院、鶴岡八幡宮など自分たちの興味のある場所を廻っていました。

江ノ島では、3月に卒業した高3生たちから下級生に一人ずつメッセージを送りました。毎年行っているワンゲル部の伝統です。

すでに2年間合宿が行えず中々満足いく活動をすることができなかった高3生でしたが、最後の鎌倉フィールドワークは全員が楽しんで参加してくれていました。卒業生たちの今後の活躍に期待するとともに、在校生は今年こそは合宿の実現を目標に掲げながら、日々のトレーニングに励んでいきます。

(山岳ワンゲル部 顧問)

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