高校2年生では演劇鑑賞会で、歌舞伎を鑑賞して参りました。

本物に触れるということを大切にしている本校の行事の貴重な経験の一つとなりました。

このような行事がコロナ禍前のように復活してきたことは嬉しいことですし、生徒たちも朝から楽しみな様子を隠しきれていませんでした。

では、生徒の感想をご紹介します。

「今回の演劇鑑賞で気づいたのは歌舞伎が自分が思っていたよりも気軽にみられるものであるということだ。

自分の中で、歌舞伎は難しい言葉を使っていたり表現の方法も独特で見るのに相当な知識がいるものだというイメージがあった。

しかし実際の歌舞伎は言葉が少し聞き慣れなくて難しいが、大きな道具や衣装、効果音などを使っているので知識がなくても楽しめるものだということがわかって驚いた。

今回の歌舞伎で個人的に面白いと思ったのは、語りが話している間の登場人物同士の会話だ。

普通歌舞伎の中で登場人物は大きな声ではっきりとした口調でセリフを言っていたが、語りが話している間はあまり目立たないように大きくはない声でセリフっぽくない普通に起こりそうな会話をしていた。

その会話が歌舞伎という感じではなかったのがとても面白かった。

今回は事前に登場人物同士がどんな関係なのかということやどんな事件が起こるのかを説明してもらったこともあって歌舞伎をかなり楽しく見ることができたので他の演目も見てみるのも面白そうだと思った。」

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