こんにちは。鉄道研究部です。

1/27(土)の放課後、中2・中3と一部の高1生徒で、豊洲にある〈しばうら鉄道工学ギャラリー〉を訪問したので、レポートします。

ギャラリーは芝浦工業大学附属中学高等学校の校舎内にあります。鉄道模型コンテストに出展してきた歴代の作品や、城北の鉄研にはないたくさんのコレクションを見せていただきました。また、芝浦鉄研の顧問の先生や部長さんたちに、ガイドしていただきました。

私たちの機関誌『どんこう』のことや、芝浦鉄研の模型製作におけるスケジューリング、予算問題など、様々な情報を交換しました。

最後に、同校が保存するSLの前で記念撮影。芝浦鉄研の皆さん、ありがとうございました。

ついでに、ということで〈ららぽーと豊洲〉に残された、造船所であった証のモニュメントを見ながら、海沿いを歩き、旧東京都港湾局専用線の晴海橋梁を見に行きました。

2026年の春以降に遊歩道として完成予定の晴海橋梁は、去年とは違い、線路もはがされ、塗装も始まっていて、残された(≒放置された)東京臨海部の鉄道遺構がまた一つ消える寂しさとともに、形を維持し使われ続けて未来に受け継がれていくことに安心感も抱きました。

ここ10年だけでも豊洲から鉄道遺構が多く姿を消しました。ここに線路があったと分からないほど真っ新な状態になる再開発の波が、ひたひたと迫っています。それにまだ飲み込まれていない僅かな遺構を見るなら、今のうちだと思われます。

晴海橋梁と並行する道路橋を渡り、晴海機関区の跡地を利用した晴海BRTターミナルで解散しました。

(鉄道研究部 広報担当)

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