17日(火)午後、「私の主張コンクール」が開催されました。

「私の主張コンクール」とは、
基礎期(中1・中2)の生徒が、自分の主張したい内容を大勢の生徒の前で発表し、
順位を決定するというイベントで、今年でもう39回目となります。
生徒は冬休み中に国語の課題として、主張内容を作文にまとめ、
年明けの国語の授業中にクラスで発表をします。
その際、主張内容・発表姿勢・論理性などをクラス全員と担当教員で採点し、
クラス代表を選出して、本番を迎えます。

また、主張タイトルや弁士の名前を書いた垂れ幕は、
冬休み中の書き初めで各クラスの金賞に輝いた子によって製作されます。

さらに、コンクール中の司会も中1中2の代表委員が務めます。
つまり、このコンクールの全てが生徒たちの〝手作り〟です。

今回クラス代表に選ばれた14名の発表内容は、
「東武東上線」や「埼玉」についてなど身近な生活について論じたもの、
マンガ・アニメといったサブカルチャーについてのもの、
社会問題に関して、などなど多岐にわたっていました。

結果は、優勝中学1年生、2位中学2年生、3位中1、特別賞中2で、
入賞者には校長先生から賞状と景品が渡されました。

入賞した人はもちろんですが、
どの弁士の主張も内容がすばらしかっただけでなく、
発表姿勢も中学生とは思えないほど堂々としていて立派でした。

このコンクールを通して、13~14歳の少年達が、
緊張をしながらも人前でしっかりと自分の意見を述べることや、
人の話に真摯に耳を傾けることを学びます。

審査員をしていた高校3年生からの講評に
「今回のように様々な主張ができ、
それを受け入れてくれる城北という環境で6年間過ごせてよかった。」
「今後、何事にも積極的に取り組んでいってほしい」
という言葉があり、中学生の心にも響いたようでした。

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