6/13土に、綾瀬の東京武道館で、高校弓道部の都総体(インターハイ都予選)が行われました。

ここで、城北学園弓道部は団体で優勝し、男子団体で都総体四連覇を成し遂げました。

この優勝により、8/6~9に奈良県吉野町で行われる近畿インターハイに、東京都代表校として出場します。

 

都総体団体は、他の都大会が3人制団体で実施される中、唯一、5人制団体で行われます。

このため、部としての総合力の勝負であり、高3が引退する時期でもありますので、都大会としては、一年の中で最も大きく、その代の集大成となる最も重要な大会です。

この都総体を突破し、インターハイで優勝して全国制覇を成し遂げるという目標のために、高校弓道部の一年はあるのです。

 

競技は、5人がそれぞれ4射を射て、チーム20射を単位として的中数で競います。

予選には51校が参加し、上位8校の同中タイが準決勝へ進出します。

今年は20射10中以上の9校が準決勝に進出し、その中で城北は16中、2位の学校に3本差をつけてのトップ通過でした。

 

準決勝はさらに20射し、予選との合計40射での的中数で競い、上位4校タイが決勝へ進出します。今年は24中以上の4校が決勝に進出しました。

実はこの準決勝で大きなアクシデントが発生!

5人の選手の中の1人がまさかの失格、準決勝は4人で戦うことになってしまいました。

つまり団体で20射するはずが16射しかできなくなってしまったのです。

しかし残りの4人が失格の1人の穴を必死にカバーし、13中で合計29中、これでトップを維持。それどころか、何と2位の学校にさらに差をつけて4本差としたのでした。

 

決勝ではさらに20射し、予選・準決勝との合計60射での的中数で順位を決定します。

準決勝で失格した選手が戻り、再び5人での勝負。準決勝で失格になった選手は、ここで大奮起、準決勝での大失敗を取り戻すように全ての矢を的中させ、チームで15中の合計44中、2位の学校に大差をつけ、圧倒的な独走での団体優勝となったのでした。

なお429名がエントリーした都総体個人でも、高3が5位に入賞しました。


表彰式後の記念撮影~団体選手と高3全員

 


決勝戦に臨む団体選手

ページ
TOP