百人一首部は、8月6日から10日まで、今年は群馬県伊香保にて合宿を行いました。
3泊4日のなかで、朝食後から夕食後まで、本取りや部分練習、また、苦手なテクニックを確認し修正する基礎練習をしました。競技かるたの大会では、1試合90分程度、トーナメントを勝ち進むと一日で5試合前後をとることになり、体力と集中力とを持続させる力が必要になってきます。普段の活動では2試合取るのが限界ですが、合宿では試合に照準をあわせて耐久力も培います。


今年は中1の新入部員4名を迎え、創部3年目にして生徒のみで団体戦の練習が組めるようになり、活気をもって団体戦練習もよく取り組めました。

また、練習のあいまに、伊香保石段街まで足を伸ばし、散策や食事も楽しみました。高校生から中学生まで、練習では厳しく、また、互いに指摘しあいながらスキルアップを目指し、一方、自由時間や食事では楽しく交流できた、よい合宿でした。

この夏休みは他校との合同練習も積極的にお願いし、初めて戦う相手に勝っていく力を伸ばすことも図りました。残念ながら大会では数名がギリギリで昇級を逃してしまい、夏の努力が結果につながらず悔しい思いをしました。夏の取り組みや、負けた悔しさをバネに、今後もさらなる成長を遂げていってほしいと願っています。
(百人一首部顧問)

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