中3部員最後の大会となる私学大会が始まりました。

城北は10月1日(木、都民の日)に予選が始まりました。

場所は大学野球でも使われる学習院野球場にて、学習院中と対戦でした。学習院中とはこれまで私学大会では2度対戦し、2度とも辛酸を舐めている相手ですが、三度目の正直でようやく勝利することができました。序盤を終え1ー4の劣勢でしたが、打線がうまく繋がり、リリーフも踏ん張り、結果的には7ー4でゲームセットとなりました。

この学年は「メリハリをつける」と力を発揮します。この日は監督サイドでそこを作り上げましたが、もうすぐ高校生ですので、次は自分たちで作り上げてほしいなあというのが顧問一同の切なる願いでもあります。彼らと一緒に野球ができるのもあとわずかですので、教育的にも何ができるのか考える毎日です。

予選2試合目は10月12日(祝日)に、八王子は工学院大学附属中まで遠征して行いました。こちらは相手のミスにつ けこみ、チャンスで効果的なタイムリーも何度も飛び出して、7ー0(5回コールド)で勝利となりました。スコア上では快勝ですが、まだまだ上に勝ち上がる ためには物足りない雰囲気ですので、さらに引き締める必要があると感じました。

 

彼らとなるべく長く野球ができるよう、残りの予選もしっかり戦っていきたいと思います。

余談ですが、学習院戦後は、顧問と学習院大学に通う大学4年生(中学野球部→硬式野球部4番打者)とで食事に出掛けました。彼は某県庁に来年4月から勤める予定だそうです。12歳の頃から一緒に野球に取り組み、高校の最後の大会で彼の涙を見、死に物狂いで受験勉強に取り組む様子を垣間見てきました。そんな彼がいつのまにか、受け答えもしっかりして立派な青年になった目の当たりにすることで、此方も幸せな気持ちになれました。次は社会人!這いつくばってでも泥水をすすってでも、しっかり生きていける男になってください!

(中学野球部顧問)

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