冬休み中の1月5日・6日の2日間、府中の森芸術劇場にて行われた東京都高等学校アンサンブルコンテストに出場しました。

アンサンブルとは、2人~8人くらいの少人数で演奏するスタイルのことを指します。

大編成で出場する夏の吹奏楽コンクールと並ぶ大きなコンクールです。

少人数なので、一人ひとりの音や技術が浮き彫りとなりごまかしがききません。

また、アンサンブルでは指揮者がいません。互いの呼吸を聞き、アイコンタクトをとりながら音を合わせていかなければならないのも難しい点です。

反面、この経験は音楽的にも技術的にも、確実に上達に繋がります。

城北からはサクソフォーン四重奏と金管五重奏の2団体がエントリーしました。

高等学校吹奏楽連盟のコンクールですが、城北の2団体にはどちらにも中学生が交じって出場しました。

中高一貫校ではよくあることです。

本番前に許された音出し時間はわずか9分。チューニング・出だしのハーモニーの確認などの最終チェックを行います。

尋常ではない緊張感が漂っています。

そして結果はサクソフォーン四重奏が銀賞、金管五重奏が銅賞を頂きました。

何回経験しても、緊張をうまくコントロールし、良い演奏をするのは本当に難しいものです。

けれど、今回の練習に取り組んだことで表現力が抜群に上がりました。

高2にとってはこれが最後のアンコンでしたが、この経験を3月の定期演奏会で活かしていって欲しいと思います。

2週間後には、今度は中学校アンサンブルコンテストに中2のメンバーが出場します。

残された期間で、最後の追い込み練習を頑張ります。

2016年も城北吹奏楽部を宜しくお願いします!

(吹奏楽部顧問)

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