化学部の研究発表が、3月28日に行われた「日本水産学会高校生による研究発表会」において、二年連続で金賞を受賞することができました。

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化学部では、以前から「水産廃棄物の有効利用」に取り組んでいます。今回は、これまでの継続研究として「様々な褐藻類を用いた高吸水性高分子の作成II」「アルギン酸系SAPにおける半透膜法の検討及びM/G比と吸水率の関係」を、新たな研究テーマとして「ホタテ貝殻を用いた銅イオンの吸着」をそれぞれ発表しました。
写真② (640x412)
今年の発表会には、全国各地から59件のポスター発表があり、高校生はもちろんのこと、大学や企業の研究者の方々で会場はごった返しました。
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発表だけでなく、質疑応答についても練習を重ねて発表会に臨んだ甲斐があり、研究者の方々ともスムーズにやりとりができたようです。昨年から引き続き発表を聞きに来て下さった方も多く、継続しながら研究を発展させていくことの重要さを感じました。
午後には表彰式が行われ、水産高校やSSH校と共に、「褐藻類」が銅賞を、「ホタテ貝殻」が金賞を受賞し、二年連続の金賞受賞となりました。昨年と同じ桜の下、研究に関わった全員で記念撮影です。
写真④ (640x427)
このように、化学部では生徒自らが考えながら研究を進め、その成果を春と秋の高校生向け学会で発表しています。多くのOBが語るように、この経験は大学入学後に大いに役立ちます。それだけではなく、今後は2020年からの新大学入試にも役立つと考えています。
新学期からは、再び文化祭に向けて活動していきます。これからも化学部の活動に興味を持ってくだされば幸いです。

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