中1の物地(物理分野・地学分野)の授業で行った実験の様子を紹介します。
5月上旬には光の反射と屈折の実験の様子を紹介しました。
今回は、6月に行った「凸レンズの実像の実験」と「弾性力の実験」を紹介します。

●凸レンズの実像の実験

凸レンズによってできる実像を物体と凸レンズとの距離を変えて、実像ができる位置がどこか、実像の大きさがいくらになるか、を実験で測定しました。
まず、はっきりとした実像を見つけることが意外と難しく、生徒たちも何回も繰り返し像の様子を観察しながら、はっきりとした実像を見つけていました。
状況によっては、かなり拡大された実像になり、生徒たちの興味を駆り立てていました。

 

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「凸レンズの実像の実験」は、実験の内容、方法、結果、考察、をレポートにまとめることになっています。
この実験の次の授業のときに、レポートのまとめ方、考察の考え方やまとめ方、についての授業をし、この授業の1週間後にレポート提出となっています。
物地の実験レポートは初めてのことでしたが、提出されたレポートの内容は、担当者が思ってい

るよりよくまとめてあるレポートが多く、うれしかったです。

このようなレポート作成を理科では、城北中学だけでなく、城北高校でも行っています。
最初は、多くの生徒たちが苦戦しますが、だんだんと慣れていき、レポートのまとめ方もうまくなっていきます。

 

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●弾性力の実験

バネにおもりをつるして、そのときのバネの伸びを測定して、弾性力の大きさと伸びが比例するのを確かめる実験です。
バネにおもりをつるして、伸びたバネの位置を測定するといった単純な実験ですが、つるしたおもりがなかなか静止せず、いろいろと考えながら実験をしていました。

 

 

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今回の実験は、実験結果をグラフに表すことがより大切な実験で、「誤差を考えたグラフの書き方」を学び、そのことを踏まえて、グラフを書きました。
今回の実験は、レポート作成ではなく、プリントに記入し、提出する実験で、提出されたプリント見ると、ほぼ全員の生徒が「誤差」を意識してグラフを書けていました。

 

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以上、中1物地の実験の紹介でした。

 

 

 

(中1学年スタッフ)

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