11日目にあたる木曜日は、3つのグループに分かれ現地の企業訪問を実施しました。

訪問先は、CUBE IT(運送業)、Perth Express(出版社)、アンバサダーホテル(宿泊業)の3つです。

今回は本校教員とツアーコンダクターが引率したCUBE ITとPerth Expressを中心に報告いたします。

CUBE ITは主に顧客の引っ越しを手伝う会社です。最初に日本人スタッフの方から説明を受けて始まりました。

続いて、梱包体験。

代表者4名が2つに分かれて、食器を割れないように実際に梱包をし、その後、梯子の上から落として、割れないかを確認します。

結果は、紙をうまく詰めたチームは食器が割れませんでしたが、もう一方のチームは…。

続いて、倉庫内を見学。

日本に本社がある会社から転勤でパースに赴任することになった方の荷物が届いていました。

最後に、質疑応答の時間。生徒は1人1つ質問をしました。

日本人スタッフの方がなぜパースで働く道を選んだのか、仕事のやりがいは何か、労働条件はどうか といった質問1つ1つに丁寧に答えてくださいました。

特に印象に残ったのは「英語を話せるようになるためには何をしたらよいか」という問いです。

それに対 して、スタッフの方は、「英語は文法と語彙をしっかり身に付けた上であとは実践あるのみ」とアドバイスしてくださいました。

残り3日間、英語を使い、少し でも力が着くよう努力してほしいと思います。

続いて、Perth Expressについてです。

こちらでは雑誌やテレビを通じて日本、パースの文化や地理を相互に紹介するということを行っています。

「ただの要約ではな く、日本文化やパース文化を本当の意味で理解していなければできない仕事です。」

と熱意をもってお話しいただき、生徒も真剣に耳を傾けていました。

最後にアンバサダーホテル組の写真もアップいたします。

中学3年と高校1年にとって将来を考えるきっかけになる体験だったと思います。

グローバル化が進む昨今においては、海外での仕事も仕事を選ぶうえで選択肢 になってくると思います。

今回の訪問を通して視野を広げ、将来世界で活躍する生徒が1人でも多く出てくれれば幸いです。

(海外研修引率教員)

ページ
TOP