7月26日(火)、城北学園図書館にて鴎友学園女子高等学校図書委員会、芝学園図書委員会、浅野学園図書研究会の先生(全6名)・生徒(全16名)をお招きし、交流会を開催しました。

この交流会は、鴎友学園・芝学園・城北学園の3校で年2回ほど行っている図書委員会の恒例行事となっています。

今回は、特別ゲストとして神奈川県にある浅野学園の図書研究会の方々が参加されました。

交流会の内容は、

・生徒によるビブリオバトル

・図書館案内

・座談会

の3部構成でした。

ビブリオバトルでは、初めに6グループに分かれ予選を行い、グループごとにチャンプ本を決めたのち、全員の前で決勝戦を行う形式を取りました。

(ビブリオバトルは各自おすすめの本を持ち寄ってプレゼンテーションと質疑応答を行い、読んでみたいと思った本=チャンプ本を投票で決める、知的書評合戦の事です。)

城北生も練習の甲斐あってか決勝に3名が進みました。

決勝では緊張も高まり予選と比べぎこちなさが出た生徒もいたものの、皆さん堂々としたプレゼンテーションを行っていました。

言葉に詰まると、会場からあたたかい応援の声があがり、終始和やかな雰囲気でした。

チャンプ本は芝高校の図書委員長が選んだ本『シャッター通りの死にぞこない』(福澤徹三 著)に決まり、決まった瞬間惜しみない拍手が贈られました。

と、ここで特別プログラムが!

浅野学園の司書教諭の先生によるビブリオバトルです!

本は『100万分の1回のねこ』(谷川俊太郎 他著)でした。

当日の急なお願いだったのですが、快く受けてくださり、その素晴らしいプレゼンテーションに聞いていた生徒からは拍手が沸き起こりました。

図書館案内では、2フロアに渡る当学園の図書館を、委員会の生徒がグループ毎に案内をしました。

今回初めて当学園に訪れた生徒も多く、深井文庫をはじめとした城北学園図書館の蔵書や設備に興味津々といった様子でした。

座談会は、ビブリオバトルと図書館案内を通じて打ち解けた生徒同士、各校の委員会の様子をはじめ様々な話題で会話も弾み、楽しく笑顔あふれるものになりました。

最後は集合写真を撮り、各校先生の指示に従い解散しました。

ビブリオバトルで紹介した本を顔の前に掲げた写真。

次回の交流会は未定ですが、生徒からは2学期に開催される各校の文化祭に行きたいという話もあがり、今後も充実した交流を図りたいと考えています。

(図書館スタッフ)

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