8/27土に、オーストラリア海外研修の事後研修が学校にて行われました。

事後研修では、海外から日本に留学している十数名の留学生に城北を訪れていただき、生徒5~6人+留学生1、2人のグループをつくり、やりとりやアドバイスを経て、オーストラリアの体験やそこで得たことについて、グループごとに3分ほどのプレゼンテーションを行う、という企画が設定されています。

もちろん、グループ内での留学生とのやりとり、そして、全体に向けてのプレゼンテーション、プレゼン用のポスター、全てを英語で行います。

数日ぶりに集合するメンバー。

留学生たちを迎えます。

会議室では、留学生とのアイスブレイクのあと、論点を挙げ合い、アドバイスを経て、ポスターや、スピーチ内容を練り上げていきます。

昼食は食堂に移動し、プレゼンの開始時間まで最後の調整です。

プレゼンの開始です。

グループごとにポスターをつくり、フロアの前でプレゼンテーションをし、フロアもそれをしっかり聴き、考える、というのは、英語の読み書きの能力だけでなく、表現のために能動的に、積極的に、協力しあう力、そして、他者に対してわかりやすく表現する力も問われます。蓋を開いてみると、生徒たちは一生懸命取り組み、よく表現しよく聴くことができていました。

事前研修で人前で話すことすらためらっていた一部の生徒を見ていたある教員は、事後研修での彼らを目にし、その成長に驚いたそうです。

保護者の方々もお招きし、成果を目にしていただきました。

生徒たちの成果は保護者の皆様にはどう映ったでしょうか。

オーストラリアでの15日間とこの事後研修で、臆さずに英語でやりとりする経験を、多くの生徒が身につけました。

ただし、ともすれば、相手が「聴いてくれる」ので、崩した英語でも良しとしてしまう生徒もいます。

今回の経験はステップです。

この経験と、本校での日常の英語学習で様々に修得している、文法や単語、読解技術や表現技法などとを両輪として、「現代に求められる英語力」のさらなる伸長を目指してほしいと願っています。

(海外研修引率教員)

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