1月20日、成城高校にて新人大会(決勝大会)が行われました。新人決勝大会は、前回行われた一次大会の上位チームに全日本予選ベスト4のチームが加わって行う、いわば本来の新人戦のようなものです。前回大会を勝ち抜いているチームが揃っているため、どの試合も気が抜けない試合となりました。

第1試合は雪谷との試合でした。試合序盤から良いスタートダッシュを切りました。選手たちのチームワークが光り、常にリードを保って展開することができました。第2セットでは相手も調子を上げ、リードを許す展開でしたが、セット終盤で逆転し、第1試合に勝利することができました。

第2試合は聖徳学園との試合でした。相手は強豪で、この試合が最大の山場になることを予想していました。1セット目、互いに一歩も譲らない展開でした。こちらの攻撃は十分相手に通用しており、対等に戦う実力が発揮できました。しかし、相手の終盤での力強さに押されてこのセットは落としてしまいました。2セット目は相手に有利な展開になり劣勢な状況でした。しかし、選手たちは勝ちをあきらめず、ピンチサーバーが相手を崩し、流れをこちら側に戻してくれました。開いていた点差もかなり縮まりましたが結果は惜敗。ベスト16決めの第3試合に回ることになりました。

第3試合は暁星との試合でした。練習試合ではこちらに分がありましたが、公式戦では何が起こるかわかりません。選手たちは気を引き締めて最終試合に挑みましたが、緊張する試合が続き、選手たちには確実に疲労が溜まっていました。ここでの勝敗は次の大会のシードに大きく影響します。選手たちは、特定の選手に負担がいかないように互いに気を遣いながら試合を展開しました。まさに「全員バレー」の精神でした。結果、リードをする展開で勝利、ベスト16となりました。

目標である関東大会出場に向けてまた頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

(結果)

雪谷 25-17, 25-22  聖徳学園 19-25, 20-25  暁星 25-21, 25-21

東京都ベスト16位

(高校バレー部顧問)

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