中学3年生の3学期の総合学習では、自分の将来について考える授業を行っています。

その一環として、アクセンチュア株式会社・企業教育研究会の方に来ていただき、「考え、議論する道徳・キャリア教育」の授業をクラスごとに受講しました。

この授業では、とある会社の事業にロボットを導入するか否か、経営難・リストラ・業務改善などの問題を多面的に考えながら、財務、人事、営業宣伝など、5つの部署ごとに議論をします。

そして、部署ごとに用意された3つの選択肢の中から最もふさわしいと思われる結論を選び、その理由を発表します。その後、各部署の結論をもとに、「経営企画部」役の生徒たちが、どの選択肢を会社として選ぶのか、発表します。

最後に全員に満足度調査(会社としての判断に満足しているかどうか)を実施し、その結果と事業の成功しやすさなどを踏まえ、その後の事業がどうなっているのか、シミュレーションの動画を見て授業は完結です。

それぞれの選択肢にメリット・デメリットがあり、答えは1つではありませんでした。

限られた時間の中でしたが、実際の会社で使用されるようなリアルな資料が用意されており、生徒たちは熱心に資料を読み込んだり、議論を深めたりして、前向きに取り組んでいました。

コミュニケーションをとりながら、自分たちの意見を発信していこうという姿勢がみられ、非常に有意義な2時間となりました。

様々な体験をしながら、これからも自分の将来について考えを深めてくれればと思います!

(中3学年スタッフ)

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