4月21・28・30日と平成31年度関東大会予選が行われました。30日は関東大会出場をかけた試合となり、4チームリーグの上位2チームが関東大会の出場権を獲得できるというものでした。

第1試合は聖徳学園との対戦。2月に行われた新人戦では0-2で敗れた相手でした。第1セットは終始相手のペースで、昨年度の新人戦と同様に自分たちのバレーボールができませんでした。しかし、関東大会出場への強い思いが選手たちを奮い立たせ、第2セットは素晴らしい立ち上がりを見せ、セットカウント1-1にして試合を振り出しに戻しました。第2セットを取った勢いをそのままに、第3セットも序盤からリードを広げました。しかし相手も必死で向かってきます。差が徐々に詰められていくものの、選手たちは臆さず勝利を目指して戦い、第3セットを連取、聖徳学園に勝利しました。この初戦の勝利は大きなアドバンテージとなりましたが、まだ関東出場は決まりません。

次は日大豊山との対戦。練習試合では五分五分の戦績であり、油断できない相手でした。第1セット、相手のミスもあってよいスタートを切りました。聖徳戦同様、楽な試合運びをさせてはもらえません。序盤のリードもあり、セットを先取できました。しかし、1つのミスが大きく流れを変えかねないこの順位決定戦の独特な雰囲気があります。第2セットでは相手も対策をしてきて、こちらの攻撃が決まらなくなり苦戦を強いられました。攻撃のリズムを掴むことができず、セットを落とします。気持ちを切り替えての第3セット。選手たちは2セット目の弱気なプレーを払拭し、強気な姿勢で試合に臨みなおしました。相手の攻撃を拾い、セッターがトスに繋げ、スパイカーが打つというこの一連の流れを最後まで選手たちはお互いを信じてできていました。第3セットを取り返し、2勝目をあげました。

この後一方のチームが2勝目をあげ、本校の2年ぶり14回目の関東大会出場が決定しました。選手たちの目標が達成された瞬間でした。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

<結果>

4/21

三田  25-11, 25-16   青山学院  25-14, 25-11   松ケ谷  25-10, 25-14

4/28

小山台 25-23, 26-28, 25-17   明大中野  25-14, 25-15  東洋  16-25, 22-25

4/30

聖徳学園 23-25, 25-17, 25-16    日大豊山 25-21, 20-25, 25-19

(高校バレー部顧問)

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