去る5月27日に本校英語科専任講師のヘジェダス先生の弟で、アメリカ航空宇宙局(NASA)に勤務されているジェフ・ヘジェダス・レイ氏に高校生向けに講演会をしていただきました。

ジェフさんは、NASAでastronaut trainingという、いわゆる宇宙飛行士の訓練の仕事をされています。

大学でmechanical engineerを専攻しながら、NASAでインターンシップをしたことがきっかけで大学卒業後NASAに就職されたそうです。

講堂には多くの高校生が熱心に講演に耳を傾け、多くの質問が出されました。質疑応答の要点は次の通りです。

「NASAで仕事をする上で最も大切なことは何か」

コミュニケーション能力と他人の話に耳を傾ける能力が1番大切で、専門的な知識よりも大切である。

なぜならば、さまざまな専門の人たち、そしてインターナショナルな人たちと一緒にチームとして取り組むため、チームワークが欠かせないからである。

「若い人たちへのメッセージ」

“Try many things!” とにかくいろいろなことをやってみることが大切。

実際にやってみることによって、自分に合っているかどうかがわかる。

自分を知ることが valuable lesson となり、次に何をすべきかが見えてくる。

頭の中で考えるだけでなく、実際に行動することが重要。

ジェフさんも初めは、自動車の製造に関わりたいと思っていて、NASAで働きたいという夢は持っていなかった。

今回の講演会は、生徒にとって宇宙やNASAに関することだけでなく、自分の生き方を考える上でも非常に有益なものでした。

ジェフさんは今回筑波宇宙センター(JAXA)への出張で日本を訪問されたそうです。

また、来年5月には日本人宇宙飛行士星出さんが日本人2人目となるISS船長として長期滞在の指揮を取る予定だそうです。

(英語科スタッフ)

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