中学1年生地理の授業では、座学で自然地理学の基本的内容と地形図の読解基礎を学んでから、自分の足で歩き、自分の目で見て確かめる、城北周辺の巡検を行いました。フィールドワーク経験の多い地理学研究室出身の4人のスタッフで考え抜かれた巡検になります。

現中学1年生から、高校時に「地理総合」が必修化されることは決定しており、その中で防災分野の占める割合が高いと想定され、それを見越しての授業となっています。

そして、中1生徒たちは地理スタッフの予想以上に興味を示し、食いつき、楽しかったという感想を残してくれました。

これも城北中学校・高等学校が武蔵野台地の先端、石神井川が形成した平野部との境目に位置し、都立城北中央公園も最寄りにあることが大きいです。

(城北の敷地から都立城北中央公園にかけては都が指定する「避難場所」になっています)

城北の中学入試では定期的に地形図が出題されることから、ある程度の地形図読解ができる生徒が多く、その点でも本巡検は中学入試の復習にも繋がり、大変有意義でした。

今後も、新しい大学入試に対応する形を模索しながら、様々なアプローチを行っていきたいと思っております。

(中学1年地理スタッフ)

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