歴史部の今年のテーマは「豊臣家」。

8月は京都を拠点に、このテーマに関連する京都・大阪の各地をめぐる合宿を行いました。

1日目(8月1日) 東京→京都(大徳寺→北野天満宮・御土居→聚楽第跡)

この日の朝、東京駅に集合。新幹線で京都へ向かい、到着後市営地下鉄・バスを乗り継いで大徳寺へ。大徳寺のバス停でボランティアガイドさん・OBと合流し、秀吉や側近千利休ゆかりの大徳寺へ。

大徳寺には、利休が切腹する原因となったともいわれる門(金毛閣)や、秀吉と家康が対局した碁盤などが残っています。その他、広大な境内には枯山水のお庭や諸大名の菩提寺(ぼだいじ)などもあり、大きな勢力を有した寺院だったことがわかります。

<大徳寺伽藍(がらん)の説明を聞いています>

<苔のあるものや、枯山水など様々な種類の庭園が一つの塔頭(たっちゅう)内にあります>

大徳寺の後は、昼食で一休み。班ごとに分かれてお店に入りました。(残念ながら京都発祥で有名なラーメン「天一」はお休み!)

昼食後は、北野天満宮。ここで秀吉が北野の大茶会を開きました。その石碑や井戸が残っています。学問の神様、菅原道真をまつった神社ですから、しっかりお願いしないと!

この後、秀吉がつくった京都を囲む御土居(おどい)の跡、秀吉が築いた聚楽第跡を見学しました。聚楽第跡には建物は残っていないのですが、付近の町の名に諸大名とのつながりを見いだすことができます(黒田如水の「如水町」、宇喜多秀家の「浮田町」など)。また、そのすぐ側に千利休切腹の地が残っています。現在の晴明神社です。

<歴史部恒例の顔出し看板の写真、今回は安倍晴明と鬼の顔に!@晴明神社>

初日の見学は以上で終了。このあとは宿へ向かいます。今回は3泊とも、京都トマトゲストハウスさんにお世話になりました。

到着後はOBと部員みんなで銭湯へ。汗を流した後に夕食をとり、夜のミーティングを行い、一日が終了します。早朝の集合から始まり、長い一日でした!お疲れ様!

(歴史部顧問)

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