7月14日(火)に本校にて、順天堂大学との交流事業プログラムStageⅠが開催されました。
今年で4年目となるプログラムで、全2回中の第1回目です。
はじめに順天堂大学についての説明をしていただきました。
医学部・薬学部を中心に、大学生活の流れやキャンパス、カリキュラム、6つある大学病院などの説明を受け、生徒たちも熱心に聞いていました。

続いて行われたMEdit Lab講義では、順天堂大学医学部人体病理病態学講座から小倉加奈子先生、發知詩織先生にお越しいただき、「医師の診療は患者さんの病気の歴史をひもとくものである」をテーマに、医学に関する歴史クイズゲームや年表を用いたワークを通して、医師がどのように患者さんの病気の歴史を読み解いていくのかを体験的に学びました。

グループワークのためのアイスブレイクとして行われた歴史クイズゲームでは、「HLBA(フルバ)」というオリジナルのカードゲームに各グループで取り組みました。
カードの表面に書かれている順天堂大学や医療に関する出来事が起こった年に対して、裏面に書かれている歴史的事象が起こった年が前か後かをあてるゲームです。比較となる歴史的事象はいくつかある中から出題者側が選ぶので、解答者側だけでなく、どれがひっかかりやすいのか出題者側も大いに考えを巡らせました。


休憩を挟み行われた講義では、医師が患者さんの身体の中で何が起こっているのか正しく診断するためにはカルテの”3歴”と呼ばれる「現病歴」(現在の症状)、「既往歴」(過去の病気)、「家族歴」(遺伝的情報)を踏まえ、一見関係のないモノ同士の間に対角線を引く力(関係発見力)がつねに問われており、通時的なタテの視点と共時的なヨコの視点を持つことで一見関係のない情報同士の関係を発見できる歴史の見方を身に付けることが、情報の関係を構造的にみる力を養い、患者さんの診断をする上でも活きてくるという、医師(を目指す者)が歴史を学ぶ重要性を教えていただきました。
それらを踏まえて年表を用いたワークでは、歴史ライターとして140字前後で城北高校創立のニュースをグループで書きました。
条件は「情報の歴史21」という本に載っている1941年の年表からグループで気になるニュースを選び、そのニュースが城北学園の創立に何らかの関与があると仮定して記事を書きます。
全くのフィクションなので、荒唐無稽で構いません。
たくさんあるニュースの中から以下のものを各グループで選んでいました。
・ディキンスンとウインフィールド、ポリエステル繊維発見【英】
・ルーズベルト、「4つの自由」提唱【米】
・ブレヒト「肝っ玉おっかあとその子供たち」【独】
・太平洋戦争開始
・H・ロワン「子供の心理的発達」【仏】
・アウシュビッツで最初のガス大量処刑【独】
・セントライト号、初の三冠馬に【日】
・国民学校令公布【日】
・シュメックス・コーヒーメーカー発売【米】
各グループが個性的なニュースを書きあげ、こちらも盛り上がりました。


最後に、本校OBで順天堂大学医学部医学科に在籍中の学生との座談会を行いました。
高校時代の様子や部活と受験勉強の両立、大学での試験や医学生としての生活などの生徒からの質問に答えていただきました。

順天堂大学との交流事業プログラムStageⅡは、8月21日(金)に順天堂大学にて行われます。

























































