7月31日~8月2日に開催された文化部のインターハイ、第48回全国高等学校総合文化祭(ぎふ総文)の小倉百人一首かるた部門(都道府県対抗団体戦)に、高3阪田(A級、六段)が東京都チーム副将として参加し、東京都チームは見事優勝を果たしました。

総文祭は47都道府県各チームによる対抗戦です。東京都チームは予選から決勝までの全7試合をなんと5名全員毎回全勝(35戦35勝!)するという快挙を成し遂げました。阪田は2年連続で副将を務め(選手としては3年連続選出)、全試合に出場、終始対戦相手の選手を圧倒し、チームをよく牽引しました(最優秀賞・文部科学大臣賞受賞)。

 

(百人一首部顧問)

地理部では7月31日から8月2日にかけて,恒例の夏合宿を行いました。今回の調査対象地域は北陸地方の中核,金沢市です。近世以降に加賀藩の城下町として発展した金沢には歴史的な街並みが残り,前田利家をはじめとする大名が奨励した様々な文化は,現在に続く芸術の源流となりました。今回の合宿では,金沢の自然・歴史・都市構造・文化について3グループに分かれて調査しました。この合宿で調査した内容は,9月28日と29日に開催する文化祭で発表します。また,文化祭に合わせて発刊予定の「ちりレポ第22号」にも掲載する予定です。文化祭にお越しの際はぜひ地理部の展示会場に足をお運び下さい!!

 

〔合宿1日目〕

今年の3月に福井県の敦賀まで延伸された北陸新幹線に乗車し金沢に向かいました。1日目は「城下町,金沢」をテーマに市内を見学しました。金沢城の北東側に位置するひがし茶屋街は,江戸期の町割り改変時に点在していた茶屋が集められて形成された地域です。第二次大戦で空襲を受けなかったことから,現在でも築200年を超える江戸期の建物が残っており,重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。部員達は景観観察を行ったり,建物や街並みの説明をメモしたりして知見を深めました。

 

金沢城の南西に位置する長町地区は,加賀藩政時代に主に中級武士が生活していた地域です。細い路地や鉤(カギ)型の街路と,それに面する長い土塀は当時の景観をよく残しています。また一部の武家屋敷は一般公開されており,部員達も当時の武士の生活のようすを体感しました。

 

街路は細く,複雑に折れ曲がっています。これを鉤(カギ)型の街路といい,外敵が簡単に進めないようにした防衛上の工夫です。城下町ではよく見られる街路形態で,部員達は6月に調査した川越でも学習しました。

 

金沢の中心に位置する金沢城は,言わずと知れた加賀藩主前田氏の居城で,隣接する兼六園は水戸偕楽園,岡山後楽園とならぶ大名庭園です。

 

〔合宿2日目 午前〕

2日目の午前中は金沢の伝統文化に注目し,和菓子作りの体験や能楽美術館,金箔工芸館,加賀友禅会館の見学をグループごとに行いました。茶菓子の定番,落雁は室町期に日明貿易で日本へ伝わったとされる和菓子ですが,前田氏が製造を奨励したことで全国的に有名になりました。部員達は伝統的な製法を学びながら実際に落雁作りに挑戦しました。

 

能楽,金箔,加賀友禅など,金沢には多くの伝統文化が残ります。

 

〔合宿2日目 午後〕

2日目の午後は,日本海に面する内灘砂丘を訪れました。対馬海流と北西季節風によって運ばれた砂が堆積した広大な砂浜海岸です。一方,内灘地区は今年の元日に発生した能登半島地震で液状化現象がみられた地域です。現在でも家や電柱が傾いていたり,道路が割れていたりしていて復旧にはまだ時間を要しそうです。

 

〔合宿3日目〕

最終日は金沢市の南西約30kmに位置する小松市へ向かいました。小松市は世界的に有名な建設機械メーカー「コマツ」の企業城下町で,市内には関連企業や施設が立地しています。特に小松工場が立地していた跡地には2011年に大型建設機械の展示や企業を紹介した施設「こまつの杜」がオープンしました。合宿最後の見学地として部員全員で訪れました。日本国内では使用できない超大型のショベルカーやダンプトラックは,主に海外の鉱山で活躍しています。このような建設機械のコマツによるシェアは世界第2位です。

 

部員達は夏休み期間中,地図や図表の作成,レポートの執筆を行っています。2学期が始まってからは,合宿での調査結果を文化祭で発表するための準備に取りかかります。地理部が現地調査した成果をご覧頂けますので,文化祭をお楽しみに!!

 

(地理部顧問)

数学研究部の合宿は8/19~8/21に山中湖で行いました。

クラブ内の親睦を深め,文化祭に向けての準備などをしました。

写真は「折り紙で色々な多面体をつくるワーク」をしています。

文化祭では,来場者にも体験してもらう予定です。

(数学研究部顧問)

8/19夜、オーストラリア語学研修の参加者全員が無事成田空港に帰着しました。

さまざまなサポートをいただいた全ての方々にこの場を借りて感謝申し上げます。

ありがとうございました。

この研修での体験が、参加生徒たちの今後の学校生活、ひいては卒業後の社会生活においても有意義なものになることを祈っております。

写真は8/17に過ごしたドリームワールドでのものと、成田に帰着した時のものです。

(国際教育委員会)

第1班に引き続き、第2班が10日(土)~19日(月)までの10日間で大町学習室を行いました。

 

集中すべき勉強時間の間は集中し、逆に休み時間はボードゲームやランニングなどで気分転換しており、メリハリのついた生活を送れていました。

 

 

清掃や食事の配膳など、集団生活として必要なことを率先して行ってくれている姿からも6年間の成長を感じました。

(閉校式の様子)

 

 

終盤には学校長も激励に駆けつけてくれました。

東京に戻ってからは夏期講習Ⅲ期が始まります。大町で勉強時間を積み重ねられたことを自信にかえて、夏期講習・2学期へと勉強のペースを更に更に高めていってもらいたいと思います。

(大町山荘 正面より)

(高3学年スタッフ)

<第9日>

中学生は現地の小学校を訪問し、アボリジニの文化やオーストラリアの歴史について学びました。

学校全体で歓迎してくれ生徒たちはとても楽しめたようでした。

高校生は午前中英語レッスンをした後、クイーンズランド州立大学へ向かいました。

3、4人に1人の大学生がつきキャンパスを案内してくれましたが、1時間ほどの短い時間にもかかわらず、ツアーから戻ると大変打ち解けた様子でした。

 

<第10日>

午前中はグリフィス大での最後の英語レッスンでした。

レッスンをやりきり修了証をもらう表情からは達成感を感じることができました。

午後、中学生は大型ショッピングモールにでかけ、お土産を買ったり食事を楽しんだりと楽しい時間を過ごしました。

高校生はグリフィス大学の学生とグループになり、さまざまなアクティビティをしました。

大学生と協力して各班が工夫をこらしたプレゼンをしていました。


生徒たちは土曜はドリームワールドで、日曜は最後にホストファミリーと過ごしてプログラムを終える予定です。

(国際教育委員会)

<第7日>

午前中の英語レッスンを終え、中学生はクイーンズランド州立大学へ、高校生はGroves Christian Collegeを訪問しました。

高校生が訪問したGroves Christian Collegeでは、2グループに分かれて、一方のグループはダンスの授業、もう一方は音楽の授業に参加しました。

中学生が訪問したクイーンズランド州立大学では、3〜4人の生徒に1人の大学生がつきキャンパスツアーをしました。

キャンパスを巡りながら、大学の施設や大学生活などについて話を聞くことができたようです。

<第8日>

午前中は中学生は2時間の英語レッスン、高校生はオーストラリアで弁護士として活躍されるハーディング裕子さまを招いてのセッションを行いました。

真剣な表情で話を聞き、たくさん質問をしている姿が印象的でした。

午後、中学生は高校生が前日訪問した現地校を訪れて、体育の授業に参加し、サッカーやバレーボールなどをして現地の生徒と交流を深めました。

高校生はサザンクロス大学を訪問し、そこを拠点に活動する「イノベーションハブ」というスタートアップ支援企業の方から話を聞きました。

研修も終盤に差し掛かってきました。残りを大切に研修に臨んで欲しいと思います。

(国際教育委員会)

山岳ワンゲル部では、例年7月にボッカ訓練合宿、8月に下級生合宿・上級生合宿の計3回の合宿登山を実施しています。年間の部活動のなかでもメインの活動で、一年間この山行のために体力作りに励んでいます。

《ボッカ訓練合宿:丹沢 塔ノ岳・丹沢山》

8月の合宿登山の予行演習として、7月の試験休み期間(12日・13日)にボッカ訓練合宿を丹沢にて行いました。ボッカ訓練とは、重い荷物を背負って山を登るトレーニングを意味しており、新入生にとってはテントでの宿泊も、重装備を背負っての山行も、早朝5時からも登山も初めて尽くしでした。

塔ノ岳は歩きやすいルートですが、一貫した登り道を標高差1200m分高度を上げなければならず、重いザックを背負っているので尚更大変です。一歩一歩踏みしめながら歩くこと約4時間、塔ノ岳に登頂しました。そこから更に1時間歩いて、丹沢山まで登り切ることができました。

新入生にとっては本当に苦しい山行になりましたが、皆よく頑張ってくれました。

《夏山A隊合宿:南アルプス 甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳》

8月1~4日の4日間で、下級生中心のメンバーで南アルプスの甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳に挑戦しました。どちらも3000m級かつ百名山に数えられる名峰です。北沢峠のキャンプ場にテントを張り、そこからアタックザック(軽装備)で登山しました。

 

・小仙丈ヶ岳と仙丈ヶ岳。小仙丈ヶ岳からはこれから歩くことになる仙丈ヶ岳のカール地形がはっきりと見てとることができます。


・甲斐駒ヶ岳。花崗岩質の白い山肌が特徴的で、前日登った異なった登山が楽しめました。

仙丈ヶ岳も甲斐駒ヶ岳もどちらも最高の天気に恵まれ、南アルプスの眺望を堪能することができました。3000m級の山々に挑戦し、無事登り切ることができたのは、新入生にとって大きな自信に繋がりました。

《夏山B隊合宿:北アルプス 奧穂高岳・北穂高岳》

8月7~10日の4日間で、上級生中心の10名で北アルプスの穂高連峰にアタックしました。

テント場として利用した涸沢は、日本有数のカール地帯で、登山者であれば誰しも一度は訪れたいと憧れる場所です。

・奥穂高岳

涸沢のテント場からアタックザックで奥穂高岳に挑戦しました。ザイテングラートと呼ばれる険しい岩稜帯が続きますが、安全に注意しながら登っていく生徒たちの足取りはとても頼もしいものでした。

 

残念ながら山頂はガスが溜まってしまって、あまり眺望がききませんでしたが、雲の合間から自分たちが登ってきた道や涸沢のテント場を確認することが出来ました。

 

テント場に戻ってからは皆思い思いに過ごして登山の疲れを癒やしました。夜には満天の星々を見ることもできました。

・北穂高岳

翌日は日が昇る前の朝4時から登りはじめ、北穂高岳にアタックしました。早朝はまだ空気も澄んでいて、朝焼けの山々や連綿と続く北アルプスの眺望を思う存分楽しむことができました。

 

山頂からは、昨年登頂した槍ヶ岳がはっきりと見えました。

 

高2にとっては5年間の集大成とも言うべき合宿の日々でしたが、無事大きな怪我無く全行程を終えることが出来ました。日々のトレーニングやボッカ訓練合宿があってのことです。10月には秋山合宿が控えていますので、しばしの休息のあと、9月からトレーニングを再始動していきます。

(山岳ワンゲル部顧問)

8/12分の報告です。

それぞれのホストファミリーと週末を過ごしたのち、英語レッスンが再開しました。

午前中、中学生はオーストラリアで活躍する日本人をゲストスピーカーに迎え、グローバルキャリアについて学び、高校生は英語レッスンに楽しく取り組んでいました。

午後は大学近くのイベントスペースに移動し、グリフィス大学の学生とボードゲームで親睦を深め、

SDGsについてディスカッションをしました。

最後にはみんなで日本でもお馴染みの「タケノコゲーム」をし、大いに盛り上がっていました。

明日、中学生はクイーンズランド大学、高校生は現地の高校を訪問し、学生と交流です。

(国際教育委員会)

城北中学サッカー部です。

このたび、8月2日~5日の3泊4日での夏合宿を終えましたので、この場をお借りしてご報告させていただきます。

今年は城北高校サッカー部の一部メンバーとともに、中学1年生34名、中学2年生39名で茨城県ひたちの圀の健楽園というところまで行ってきました(中学3年生は別合宿です)。

中学1年生に顧問1名がつき、毎日テーマを変えながら、サッカーの基本を身につけるべく徹底的に練習しました。中学2年生(+中学1年生一部メンバー)には別の顧問が1名つき、公式戦に向けチームプレーを機能させるためのテーマを具体的にし、合宿通して同じテーマで練習を行いました。また、中学1年生のGK2名と中学2年生のGK2名、計4名には更に別の顧問1名がつきっきりでGK練習を行いました。

最終日には、GK含む両学年の選手たちが上達しているのがはっきりとわかるくらいテーマを大事にしながら真剣に楽しく、そして懸命に取り組んでくれていました。

中学サッカー部ではグランド内はもちろんのこと、グランド外、俗にいうオフザピッチでの姿勢や振る舞いを大事にしております。

人の話を聴く、人の意見に耳を傾けるなど他人への思いやりの部分、挨拶や言葉遣いなどの礼儀の部分、自分の意見をきちんと伝えるコミュニケーションの部分、時間やルールを守ることの規律の部分、自分に与えられた役割を全うする責任感の部分、を顧問も生徒達も意識して行動し、失敗や改善を繰り返して少しは成長できたかと思います。

これらができた上で、自由時間では同学年内でも、先輩後輩の中でも交流がうまれ、満喫し非常に楽しんでいるように見えました。

両学年、練習試合も公式戦も続きます。合宿での経験やグランド内外で意識して取り組んだことを活かしながら、サッカーを通して、人としてプレーヤーとして前進していくマインドをもった生徒・選手になっていけるように顧問もサポートしてまいります。

引き続き、活動へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

(中学サッカー部顧問)

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