水溶液中で電流が流れるには、イオンが関係しています。それをしらべるため、いくつかの水溶液を用意し、電流が流れるかどうか実験してみます。また、電気によるイオンの移動を観察します。

最初は演示実験です。
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塩の中に電極を入れて電流を流します。電流を流しても、回路につないである電球は点灯しません。

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次に塩水をつくり、その中に電極を入れます。電流を流すと電球が明るく点灯し、生徒から「おお!」と歓声が上がりました。回路に電流が流れたことになります。同じように砂糖水を作り電流を流しましたが、今度は点灯しませんでした。

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各テーブルでは、メタノール水溶液・塩化銅水溶液・ポカリスエット・オレンジジュースを使って、動揺の実験を行ないました。どれに電流が流れると思いますか?

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正解は「塩化銅水溶液・ポカリスエット・オレンジジュース」でした。実験の記録を丁寧に記入します。

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次にイオンの移動を観察しました。スライドガラスの上にろ紙を置き、その上にリトマス紙(赤・青)を並べ、水でぬらしておきます。さらに小さなろ紙を各リトマス紙の上に置き、塩酸(青色リトマス紙)、水酸化ナトリウム水溶液(赤色リトマス紙)に1滴付けます。

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クリップではさみ電流を流します。しばらく時間を置くと色の帯がずれていきました。先生の板書を見て、観察結果を確認します。

 

 

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