怪我や不慮の事故が起こり、もしその場に居合わせた際に人のために何かができる人になる為に、中学3年生に応急処置の授業を行っています。その中でも、今日は総まとめとして特に重要と言われる胸骨圧迫と人工呼吸、それにAEDを使っての実習を行いました。

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まず実習ビデオを見ながら段取りを確認します。倒れている人を発見したらまず初めに声かけをして、意識があるかどうか確かめます。

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意識がない場合、普段通りの呼吸があるかを確認。アゴに押し、ひたい付近に手のひらを置いて親指と人差し指で鼻をふさいで気道を確保、可能な場合は人工呼吸をします。

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グループごとに全員が胸を圧迫して心肺蘇生を試みます。肩口にランプがあり、適切な圧迫が加えられている場合は知らせてくれます。

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次はAEDを使用した実習です。「あなたはAEDを取ってきて!」の声で一人が走ります。AEDが届くとキットの中から「パッド」を取り出しガイ ドに従って胸に張ります。AEDはは音声ガイダンス機能がついており、「診断しています」「ショックが必要です」「身体から離れてください」という音声に 従って作業をします。スイッチを入れると電気ショックが実行されます。それを終えて再び胸を圧迫して心肺蘇生を行います。

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実習の段取りを書いた解説プリントも配布されました。今日行なった実習は「一次救命処置(BLS)」と呼ばれるものです。今回は、人体模型を使って胸を一 定の強さで押すことや、電気ショックを与えるAEDを経験しました。万が一の時に、この経験があることで慌てることなく救助に携われると思います。トレー ニングマネキン(人体模型)は学校に8体あります。

 

実習を終えての生徒の感想は学校ホームページをご覧ください。

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