11月11日は「学年の日」でした。
午前中のみの日でしたが、
鶴見川流域ネットワーキングの小林範和さんをお招きして、
鶴見川を切り口に「治水」「水再生」「水循環」について
とても豊かな講演をしていただきました。
小林さんはまず全員に「川の水はどこから来るの?」と問いかけました。
生徒からは「空」「山」「雲」という答えが聞こえてきました。
その答えを拾いながら、流域に降った雨が集まって川になることを
説明することから講演は始まりました。
鶴見川の特徴は「つるむ川」という語源によく表れているのではないかと
小林さんは語っていました。
曲がりが多い鶴見川は洪水の多い暴れ川でもあり、
昭和50年代までは大規模水害に悩まされてきたことが写真で分かりました。
現在は河川改修、調整池、遊水地の取り組みが進み、
平成に入ってからは水害は起こっていません。
目に見えないところに様々な工夫がされていることが分かり、
生徒たちはとても驚いていました。