100周年記念建築の一環として進められてきた
「創立100周年記念ホール」が完成しました。
総座席数およそ700席、最新の設備を整え、
映像・音響ともに学校施設としては最高レベルとも言えるホールです。
最初に、校長先生から神奈川学園の「講堂の歴史」と
記念ホールが持つ意味についてお話がありました。
記念ホールは神奈川学園で4代目の「講堂」にあたること。
初代の講堂は生徒が発案し、生徒が毎月10銭の積み立てを計画したのに対し、
創立者が生徒の気持ちを受け取りながらも過度な負担をさせないように
「5銭にしなさい」と言ったというエピソード。
関東大震災にも倒壊しなかった講堂を利用し、
被災者に12000枚の布団を全校で縫った取り組み。
先の戦争の横浜大空襲で
初代の講堂が空襲で焼失した後に建てられた2代目の講堂から現代に至るまで、
まさに神奈川学園の講堂は、人や学びの出会いの場として、
神奈川学園の文化を支えてきたこと……。
そして今日から、この記念ホールが新たな出会いの場となること等が語られました。