夏休みは文化祭の準備が一気に進む期間です。各クラスは、それぞれのテーマに関する研究機関や専門家の方にお話をうかがったりしながら、研究を深めます。

  高1Cのテーマは、「竹」。ブンブンゴマ・竹トンボづくりも!

例えば高1C組のテーマは「竹」。夏休み前にはクラス全体で、「特定非営利活動法人・日本の竹ファンクラブ」の中元さんをお迎えして、竹に関する 基本的な知識を学んだり、クラス全体で「ブンブンゴマ」を作ったりもしました。当日は、このほかにも竹で作った展示品をお見せすることができると思いま す。

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神奈川県立歴史博物館で竹と年中行事を学ぶ

また、夏休みには神奈川県立歴史博物館や東海大学などを訪問しています。
歴史博物館では、竹と年中行事との関係を学びました。「竹と年中行事」というと、なかなか「七夕」しか思い浮かびませんでしたが、お盆の飾りつけや、お正月の「門松」も地域によってその形が異なるなど、とても興味深い事実を教えていただきました。

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 東海大学の杉本先生から、「新建築素材としての竹」を学ぶ

また、東海大学では工学部の杉本先生からお話をうかがいました。杉本先生はさまざまな大きな取り組みや建造物に関わっていらっしゃる先生です。杉 本先生には、21世紀の新しい建築資材としての竹の可能性についてお話をうかがいました。というのも、杉本先生が以前「愛・地球博」で竹を使った建造物を 作られていたからです。杉本先生は、環境などの観点から「持続可能な建築材を利用した建造物」という依頼を受け、竹に目をつけたとおっしゃっていました。 たいへん興味深いお話でした。また、竹を用いたオブジェの可能性などについてもお話をうかがいました。先生は、ある食品メーカーで採用されたという学生さ んの作品を見せてくださりながら、いろいろと説明してくださいました。

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この後も、鶴見川流域センターへの訪問などを予定しています。
クラス全体が、予想以上に深い「竹」の世界で新発見を重ねています。どんな展示室になるか、ぜひご期待ください。

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