教務課主任の成毛信彰先生から引き継ぎました、グリーンルーム(カウンセリングルーム)スクールカウンセラーの畑屋真由美です。
いつもならグリーンルームで、みなさんが授業の合間、お昼休みや放課後に遊びに来てくれるのを心待ちにしているのですが・・・今は残念ながらそれがかないません。みなさんの顔を見ることができずにとてもさみしい気持ちです。
でもこの休校措置期間もグリーンルームは火・水・金曜に開いて、電話での相談を受けています。「相談」というと堅苦しい感じに聞こえますね。「誰かとお話したいな」「気分転換したいな」etc、そんな時はグリーンルームに電話を?♪気軽な気持ちで利用してもらえたら嬉しいです。
さて、コロナ禍により私たちの日常生活は大きく制限を受けています。そこからのストレスは大きいですね。でも人間はこの地球上でここまで生き残る過程で様々な困難やストレスを経験してきました。その結果なのかは定かではありませんが、人間には自然とストレスに対して防御反応をするメカニズムが備わっていると最近の研究では言われています。それのひとつのカギを握るのが「オキシトシン」という脳内物質だそうです。
だから今、まさに皆さんの身体の中でもオキシトシンが頑張ってくれているのではないでしょうか。このオキシトシンに、より頑張ってもらうために効果があるといわれるものがいくつかあります。
それは音楽を聴いたり、適度な運動をしたり、自分にとって「心地よい活動を取り入れること」。そして「人と話すこと」。さらには「互いに思いやること」。これらがオキシトシンの頑張りを支えるようです。
この中の「人と話すこと」は、グリーンルームでささやかながらお役に立てることです。オキシトシンのためにもグリーンルームを活用してみてくださいね。

参考サイト 生命科学DOKIDOKI研究室 第11回 フクロウ博士の森の教室「ストレスと脳」 2017.1更新
https://www.terumozaidan.or.jp/labo/class/s2_11/interview01.html

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