先日、3月28日（日）吹奏楽部の定期演奏会が行われました。例年に比べ演奏会自体の規模も小さく、来場されるお客様の人数も、縮小しての開催となりました。2020年度はたくさんの1年生が入部してくれて今までよりも華やかで、より大きなサウンドをお届けできたのではないかと思っています。
コロナ禍で、長期休みや普段の部活動の時間にみんなで練習をしたり合奏をしたりすることが難しく、定期演奏会を本当に開催できるのか不安視しながらも毎日の練習にしっかりと向き合い努力してきました。
まずは無事に開催ができ、少人数ではありましたが、演奏をお客さんにきいて頂けたことに大きな感謝を伝えたいです。高校3年生から中学2年生まで全ての部員の思いの込もった音楽にはメッセージが込められていたことも皆さまに届いていたら幸いです。
駒女の吹奏楽部は部員の数に関係なく、常に良い音楽を響かせるための優しくあたたかいサウンドを大切にしています。今回の演奏会のような大きなステージ。仏教行事のような外部の方には見られないところでの演奏。どんなときも変わらずに音ひとつひとつにこだわりをもって練習に取り組んでいます。だからこそ初心者も経験者も難しいスキルを問うことに精一杯にならず心をひとつに演奏することができます。2020年度の1年生も初心者の子が多くいましたが、皆この1年間で本当にたくさん成長し各パートの立派な演奏者になりました。1年間の集大成であった今回のステージは、少ない曲数だったからこそ一人ひとりの良さ・魅力を最大限に出せた演奏会になったのではないかと思います。
4月から新体制での駒女吹奏楽部となりますが、１人でも多くの新入生に吹奏楽を通して、音楽の良さが伝わることを願っています。
天候が悪いにも関わらず、演奏会にご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。今後とも駒沢学園女子中学・高等学校吹奏楽部の応援の程よろしくお願いいたします。
改めて吹奏楽部の皆さん素敵な音楽をありがとう。お疲れさまでした。
