1月25日(水)
今回のコンサート一曲目は、モーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」より”そよ風に”(手紙の二重唱)で始まりました。音楽科2年女子2名による重唱。伯爵夫人とスザンナの華やかできれいな歌声が生徒ホールに響き渡っていました。
続いて音楽科3年5名による演奏。作品はフランスの作曲家イベールの「3つの小品」。この作品はフルート・オーボエ・クラリネット・ファゴット・ホルンでの演奏が一般的ですが、ホルンの代わりにユーフォニアムで演奏しました。今日のコンサートで聴いた作品はCMやテレビ番組、映画などの挿入曲、効果音としてよく使われる、なじみのある曲が多く、お昼の憩いの時間を楽しい雰囲気で過ごすことができました。
lunch①50%

lunch②50%
〜ランチコンサートに出演して〜(♪出演生徒インタビュー)
本来、木管五重奏はフルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットで編成されますが、学校にホルン専攻の生徒がいなくて困っていました。ですが同級生にユーフォニアムのお友達がいたので、この度ホルンパートをユーフォニアムで吹くという、珍しい編成でアンサンブルをしました。開放的な内装の3号館で、ランチコンサートにぴったりなイベールの木管五重奏を同級生と演奏できて、とても楽しかったです。
〜練習を通してのアンサンブルの楽しさと難しさ〜
アンサンブルの醍醐味であり楽しいところは、仲間とお互いの音を聴き合い、目の前の音楽を力を合わせて作っていくところだと思います。難しいのはお互いの音を聴くところです。これがなかなか思うようにできない時があり、個人個人がお互いの音を聴けないとアンサンブルが崩壊してしまいます。普段ソロをやっている私達にとって、アンサンブルはなかなか経験することの無い機会であり、とても勉強になるものだと思います。
〜仮装して演奏した工夫の意図〜
クラシック音楽は手が出しづらい、お堅いものだと思われがちです。その常識を覆すために、私たちは”音楽のレベル”は下げずに楽しい見た目で受け入れやすくするという作戦でイベールを吹きました。見た目を楽しくすることで、曲も楽しく聴こえるという効果があったかなと思います。
〜地域謝恩コンサートにも出演する宣伝〜
この度ランチコンサートで参加した木管五重奏は、地域謝恩コンサートで再び演奏する機会をいただきました。楽しく演奏したいなと思います。一人でも多くの方のご来場をお待ちしております。(音楽科3年クラリネット専攻)

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