本校の中庭にある一本の桜が昨年よりも少し遅く、いくつかの蕾が開花を始めました。
「河津さくらまつり」で有名な静岡県の河津町の桜の開花も例年より少し遅いそうです。

足を止めてゆっくりと空を見上げ、すっきりとした青空を背景に咲くピンクの花を見ると春の訪れを感じますね。日中は暖かさを感じる時間も多くなってきましたが、朝晩はまだまだ冷えますので、お身体にお気をつけてお過ごしください。

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2/10は降雪の予報が出ております。
電車等の交通機関に遅れがでる可能性がありますので、時間に余裕をもって お越しくださいますようお願いいたします。
本校では、早めに到着された受験生の待機場所を用意いたします。

試験当日、JR中央線・南武線など近隣の交通機関に遅延が生じた際には試験時間等を変更する場合がございます。
試験開始時間に間に合わない場合は、午前7時30分以降に電話にてご連絡をお願いいたします。

JR中央線をはじめとする ほぼ全ての交通機関が止まってしまった場合には、試験を延期し、改めて試験日を設定いたします。
その際には、改めてホームページに掲載し、出願時に登録されたメールアドレスにも情報を送信しますので、ご確認をお願いいたします。

国立音楽大学附属中学校・高等学校
電話042-572-4111

本校は、1/21(金)にオンラインにて、映画『クレッシェンド 音楽の架け橋』の特別授業を行いました。
オンライン授業の様子が「学びの場.com」に掲載されていますので、ぜひご覧ください。

▼『クレッシェンド 音楽の架け橋』国⽴⾳楽⼤学附属中・⾼オンライン特別授業(前編)
https://www.manabinoba.com/event_reports/020599.html 

▼『クレッシェンド 音楽の架け橋』国⽴⾳楽⼤学附属中・⾼オンライン特別授業(後編)
https://www.manabinoba.com/event_reports/020600.html

寒い毎日がエデュログ2月続いておりますが、皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか。
立春を目前に、色とりどりのチューリップが私たちの心を癒してくれています。
季節の変わり目でもありますので、皆さんお身体に留意し、穏やかな気持ちになれるよう工夫をしてお過ごしください。

 

 新しい年が幕を開け、本校の授業も今週から始まりました。新型コロナウィルスの感染拡大が再び進んでいますが、私たちは引き続き万全の対策をとりながら、音楽に囲まれて元気に過ごしています。

 さて、皆さんは「季節の音楽」をどのように楽しんでいらっしゃいますか。クリスマスソングに桜ソング、夏うた…があるように、クラシック音楽にも、季節に関する作品がたくさんあります。タイトルや歌詞自体がそのことを明示しているような作品もあれば、聴き手の想像力に働きかけてくるような作品もあるでしょう。あるいはベートーヴェンの「第九」のように、特定の時期によく演奏される作品というのもありますね。

本校音楽科「グレードソルフェージュ」のあるクラスでは、四季の移り変わりに合わせた教材選びを試みています。10~11月には「秋」を題材にした様々な作曲家の歌曲を集めて比較してみたり、12月にはクリスマス前の芸術鑑賞会に合わせて、チャイコフスキーのバレエ音楽に取り組んだりしました。そして今週は、ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートにちなみ、ワルツ王ヨハン・シュトラウスの作品に注目しました。

このように「音楽を通して四季を楽しむ」ことを意識していると、「音楽による表現の可能性がいかに多彩であるか」ということがよくわかります。特定のキーワードがきっかけとなり、今まで知らなかった素敵な曲に出会えることもあります。また、どんなに有名なメロディでも、記譜したりドレミで歌ったりしてみることで、意外な難しさに驚かされることがよくあります。在校生たちも、「知ってる!」と頷いて口ずさみながら、いざ五線紙と向き合うと頭を抱えていましたが、理論の授業で習ったことを身近な楽曲を通して確認する良い機会になったようです。

寒さ厳しいなか、受験生の皆さんは練習や勉強に励まれ、不安な気持ちになられることもあると思います。少し休憩できるときにはぜひ、窓の外を眺めながら「冬の音楽」を探してみてください。お気に入りの曲が見つかり、嬉しい気持ちになれるかもしれません。よく知っている曲が聴こえてきたなら、ほんの一節だけでも「ソルフェージュ」してみましょう。きっと興味深い発見があると思います。

国立音楽大学附属高等学校は、12/25(土)にJR国立駅 南口広場で行われるクリスマスコンサートにて演奏いたします。
先週お届けした曲のほか、新たにご用意している曲もございます。
音楽科1年生から3年生による 様々な形式のアンサンブルを聴きにいらしてください。

詳しくは「【国立駅】クリスマスコンサート」をご覧ください。

 

今年度の芸術祭は、感染拡大防止を考慮し動画作品の発表を行いました。撮影や編集など慣れない作業が多くて大変でしたが、各クラス一丸となって、限られた時間の中で精一杯工夫を凝らし本番を迎えることが出来たと思います。どのクラスもとてもユーモラスな作品で、他クラスの作品を見ている生徒たちは、終始笑顔を絶やすことはありませんでした。映像をご覧になられた保護者の方々が「〇組の作品が面白かった」等の感想を述べられながらお帰りになられているのを見て、とても嬉しく思いました。同時に芸術祭をこの時期に延期してまでも開催した意味があったと思いました。
ここまで芸術祭を作り上げていくことが出来たのは、先生方のご協力や芸術祭執行委員、そして何より生徒一人一人が何か特別なものを作り上げようと支えあった結果だと思います。大勢の人が思いを一つに協力して完成した今回の芸術祭は、例年に比べれば小規模だったかもしれませんが、例年以上に思いの詰まった有意義なものになったと思います。 皆さんのご協力に心より感謝申し上げます。

普通科生徒会 副会長1年生 KS

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国立音楽大学附属高等学校は、12/18(土)・12/25(土)にJR国立駅 南口広場で行われるクリスマスコンサートにて演奏いたします。
音楽科1年生から3年生による 様々な形式のアンサンブルを聴きにいらしてください。

詳しくは「【国立駅】クリスマスコンサート」をご覧ください。

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 上級ソルフェージュは、ソルフェージュの成績上位者を対象に開講されている少人数制の選択授業です。多角的なアプローチで、ソルフェージュの能力を伸ばし、個々の演奏表現に繋げることを目的としています。受講生は、日頃から互いに切磋琢磨しながら授業に臨んでいます。

 後期の後半の授業では、ソルフェージュをテーマとした自由な題材で、一人一時間ずつ生徒が授業を担当しています。
年度最終回にあたる今日は、生徒が4台ピアノ用に編曲したクリスマスメドレーを全員で演奏しました。おなじみのクリスマスソングがヴァリエーション豊かに編曲され、一人ひとりにソロパートがあったり、教員が参加するスレイベルのパートがあったりと、随所に工夫が凝らされていました。三年間の授業で培ったスコアリーディングやオーケストレーション、アンサンブルの能力を発揮し、50分の授業で一曲を仕上げました。また、初見演奏の鍛錬に留まることなく、編曲者による解説を聴いて皆で意見を出し合い、曲想やテンポの変化を工夫しながら曲の完成を目指しました。

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 最後に、今まで授業を担当した教員から、“単なる訓練”としてのソルフェージュではなく、あらゆる題材と関連付いた“生きた”ソルフェージュを、ぜひ今後も学び続けてほしいとの話がありました。生徒の皆さんの今後の活躍を期待しています。

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 12月13日(月)、14日(火)の2日間、大学講堂大ホールにてPTA主催による第69回くにたち音楽会が行われました。2日間の連続開催は、2019年度以来2年振りでした。

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 1日目の《 合唱 》では、中学1~3年生、普通科1~2年生が出演する午前の部、中学3年生男子、音楽科1~3年生が出演する午後の部に分かれて、日頃の練習の成果を発表し、歌声を響かせました。

 今年度は感染症対策のため、本番間近まで歌唱の本格的な練習ができず、皆でハーモニーを確かめ合う時間はいつもより短いものとなりました。そのような状況ではありましたが、作品に込められた作曲者、作詞者のメッセージを汲み取り、心を寄せ、今の私たちが伝えたい思いについて考え、それらを大切にして練習を重ねてきました。その熱い思いが溢れる本番でした。

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 2日目の《 ソロ・アンサンブル 》では、中学2年~高校3年生までの成績上位者、オーディション通過者による演奏が行われました。演奏者による曲目解説「演奏の前に」も大変好評をいただきました。時折、小雪がちらちらと舞う寒い一日でしたが、会場は熱気に包まれていました。

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 来年、くにたち音楽会は70回目を迎えます。来年こそ、穏やかな日常が戻り、より多くの皆様にお聴きいただけるよう、願っております。

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