6年生の倫理の授業では現在、中国思想を学んでいます。今回は、道教をテーマとしたアニメ映画を観ました。老荘思想の中核である「万物斉同」がストーリーに織り込まれ、主観と客観、時間と空間、夢と現実などの相対関係について考えさせられる作品です。テーマの深さだけでなく節々に伏線やギミックがあり、「作品の完成度がすごい!もう1度じっくり観たい!」などの感想が生徒からあがりました。道教は儒教ほど身近な学問ではありませんが、今回の映画を通して興味を持ってもらえたようで、次回からの授業が楽しみです。

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