4月30日(水)、5年生の日本史選択の授業では、電子黒板を用いた授業を実施しました。日本古代史最大の謎ともいわれる「邪馬台国はどこにあったのか」を、『魏志』倭人伝の記載内容に基づいて、手元に配られた地図で作図をしていくという作業を行いました。魏志倭人伝の通りに作図を進めて行くと、邪馬台国が海の中に入ってしまうことに「先生、できません!」と次々と声があがり、魏志倭人伝の記述の「何かがおかしい」ことを実感したようです。最後に昔作成された日本列島が90度傾いた地図などを見て、もしかしたら、畿内にあるのかもしれないけれど、読み方を変えたら九州の可能性もあるということを知って理解してもらいました。歴史という学問の一部を少しでも体験した気分になってくれればいいと思います。(授業担当者談)

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