9月17日(水)、日本史の授業では鎌倉時代を扱っています。ちょうどこの日はモンゴル襲来についての授業で、「蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)」について考察しました。御家人の個人戦に対して、元の集団戦や、「てつはう」の使用について描かれており、モンゴル襲来について知るよい資料です。しかし、この「蒙古襲来絵詞」は、よく見るとつじつまが合わない部分があります。「てつはう」が飛んでくる方向や、人物の描写方法が違うことなどです。これらは後世加筆された可能性があるのですが、そもそもこの絵詞が作成された目的などを知ると、その加筆修正も、納得!?生徒たちは、絵の違和感を次々と発見し、新たな歴史の窓口を開けていました。歴史への興味・関心の入り口になればと思っています。(授業担当者談)

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