先日、2年生の歴史の授業で「琳派」について取り上げました。その中で、授業の内容や板書にも関係なく、ましてやテストに出題されるようなものでもない内容だったのですが、私の好みもあり、「酒井抱一」という江戸時代の画家について、熱く語ってしまいました。数週間後、2年生の授業の冒頭に生徒が「先生!このあいだテレビで酒井抱一やってたね!すごかったよ!」と感想を言ってくれたのです。私の授業がしっかり生徒の印象に残り、しかもただ見ただけではなく、「すごかった」と感動を共有してくれたのは、本当に教師冥利につきるなと思いました。こうしたことが、教師の働く原動力になるのだと実感するとともに、もっと多くの生徒が興味を持ってくれるような授業を目指そうと改めて感じました。(授業担当者談)

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