被災地研修最終日は名取市閖上(ゆりあげ)地区にある「閖上の記憶」を訪れました。「閖上の記憶」は津波の犠牲となった閖上中学校の14名の中学生の慰霊碑を守るためにつくられた施設で、現在では国内外からの訪問を受け入れています。語り部の方にガイドをして頂き、閖上中学校の校舎、津波が越えた日和山等を訪れ、強いメッセージのこもったお話に耳を傾けました。当時のお話を伺いながら、自分の足でその地を歩いたことは私たちにとって、深く心に刻まれる経験でした。「言葉にならない気持ちを抱いた」という生徒の正直な感想に、ガイドしてくださった方は「ここで思ったこと、見たこと、感じたことを伝えていってください」というメッセージをくださいました。

最後に、生徒さんの慰霊碑に向けて歌を歌わせて頂きました。一人一人にとって、強く心が揺さぶられる経験で、ここで起こったことを忘れてはならない、そして次に起こる震災で犠牲になる人を少しでも減らしたいと改めて強く思いました。(担当者談)

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