3月24日(金)の午後は、大川小学校を訪れました。震災遺構として保存が決まった校舎を前に語り部の方からお話を伺いました。悲劇を繰り返さないために、大川小で起きたこと、また防災の重要性を各地で伝え続けていらっしゃるその言葉は生徒たちの心にも深く刻まれました。後半は、場所を移して地元の方も参加してくださってのワークショップ。東京の人たちに防災意識を高めてもらうにはどうすればいいかを話し合うグループや、震災の体験を真剣な眼差しで聴くグループもあり、それぞれ密度の濃い時間を過ごしました。最後に美味しいお食事をいただき、笑顔があふれました。地元で獲れた牡蠣やホタテやワカメ…皆で力を合わせて作った長い海苔巻きも頬張りました。温かい宮城の人やものに触れて、宮城を好きになってほしい、この研修にはそんな願いも込めています。(担当者談)

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