中学2年生の国語では、『走れメロス』の授業を行っています。今日の授業では、「メロスは『真の勇者』と言えるのか」というテーマで授業に取り組みました。生徒たちは、これまでに学習した、メロスの人物像、心情の変化を踏まえながら、真剣に考えていました。「真の勇者と言える」と考えた生徒からは、「途中で諦めかけたとしても、最後まで走りきったメロスは真の勇者だと言える」「命をかけて王に立ち向かうメロスはすごい」という意見が出てきました。反対に、「真の勇者とは言えない」と考えた生徒からは、「約束は守ったとしても、途中で投げ出そうとしたメロスは真の勇者ではない」「気持ちが揺らぐことなくやり遂げるのが勇者ではないか」という意見でした。メロスの言動や心情を細かく読み取りながら、楽しめていたようです。(国語科担当者談)
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