4年の世界史の授業では、「帝国主義の時代」の単元を行っています。欧米諸国がなぜアジアやアフリカを植民地にしていったのか。発展していく産業との関わりや社会主義運動との関連性を意識しながら授業を進めています。特にイギリスのセシル=ローズやドイツのビスマルクをはじめとする、欧米諸国の政治家の労働運動や貧困に対する政策や見解を、資料を使って比較し、理解を深めています。当然、当時の政治家が導き出した結論が、現在の常識に照らして妥当ではないことがあります。その点も重々理解してもらいつつ、生徒には移ろいゆく常識の変化をふまえた上で、歴史を通して原因に対する結果の見据え方を養ってほしいと思います。
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