ドン・ボスコと共にサレジアン・シスターズの修道会を創立した聖マリア・マザレロの祭日が5月13日です。この日を本校の開校記念日としてお祝いしています。「『たとえ感染することが分かっていたとしても……』マリア・マザレロは、ボランティアで、チフス患者のある家族の者全員が快復するまで看病し、一家から感謝されて家に帰りますが、やはり彼女はチフスに感染していた。生死の境をさ迷ったのち、頑丈で健康な彼女は身体の弱い、もろい娘になってしまった。」(伝記p.41)しかし、神の摂理に委ねていた彼女は、「あなたに少女たちを委ねます」の声に、「少女たちのために自分の人生を捧げる」決意がみなぎります。新しい光に眼を向け、女子を集め、教育に身を捧げる道を見出しました。サレジアン・シスターズは現在、97か国にわたって教育事業が行われています。聖マリア・マザレロの女子教育への照らしは、伝染病患者にいのちを賭けたことから始まりました。コロナ禍の厳しい現況が緩和されるよう聖女の取り次ぎによってお祈りしましょう。

 

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