本日、7月7日(月)から1学期の期末考査が始まりました。中学生は1日に2科目、高校生は1日に3科目が基本で、学年や選択によって受験科目数に違いが生じることもあります。
考査の問題は各教科担当が知恵を絞って作成しています。授業で扱った内容が中心となりますが、時にはそれ以上の問題も含まれます。全員に正解してほしい基本レベルの問題、できる人とできない人が分かれる標準レベルの問題、「これが解ける人、いるかなあ。解けたらすごいよ」と出題される発展レベルの問題、教科担当の願いや狙いが試験問題には込められています。近年の大学入試問題の傾向も踏まえ、「定期考査に向けた学習」がそのまま「大学入試に向けた学習」になるように配慮されています。これは中学生の考査にもあてはまることです。無理なく、段階を踏んで、学力を向上させていくような工夫を各教科担当は心がけています。
学習の効果を最大限に発揮するためには、食事と睡眠も大切にしなければなりません。「食事や睡眠を削っての学習」は努力した感じは得られても、意外と学力の向上にはつながらないものです。効率のよい学習を実現するためには、普段からの学習習慣の確立が不可欠です。