考査前対策:「高校地理総合における、気候に関する選択問題を10個作成して下さい」
現在、本校は二学期中間考査前の一週間前に入っており、様々な授業で定期考査前の最終対策を行っているところです。科目によっては、クラス別の授業時数の差があり、時間にゆとりがあるクラスは自習をする機会もあるかと思います。
ここで、単なる自学自習ではなく、クラスの級友たちがお互いに問題を作成し合い、楽しみながら実力を付けるという取り組みを高校1年生で行いました。
高校1年の地理総合の授業では、教科書と授業のノートをベースに、オープンAI社の作成した「chatGPT(チャット・ジーピーティー)」に標題のような質問を投げかけました。
すると、ネット上に溢れるデータから、問題を瞬時に無料で作成してくれました。解説と解答もしっかりと付いているので、復習する機会にもなります。その解答が当たっているのかどうかのファクトチェックも同時に行います。
次にチーム分けです。クラスの約30人を、3人一組にして、10グループに分けます。その10グループは、考査範囲となっている内容を、約10のテーマ別にして、発問をお互いに出し合うことになります。
これを元に、制限時間内にチームを組んで対戦します。3人1組のグループの中で、1人がアウェイということにして、9回他のチームと対戦するのです。これを2回、攻守を分けて対戦を繰り返します。
まるでクイズ形式の大会を実施しているようですが、楽しみながら実力を向上することに繋がります。
全国の高等学校で導入された「地理総合」を単なる暗記科目としないために、全国で様々な取り組みが行われていることと思いますが、本校でも様々なアプローチによる取り組みを行っています。